鰹節の香ばしい香りは、私たち人間だけでなく、愛犬の食欲もそそりますよね。
愛犬が鰹節を欲しそうにしているのを見て、「少しだけならあげても大丈夫かな?」と思った経験はありませんか?
結論から言うと、犬に鰹節を与えても基本的には問題ありません。
しかし、犬の持病によっては与えるべきではない場合があるので注意が必要です。
この記事では、犬に鰹節を与えるメリットや注意点について詳しく解説します。
犬に鰹節を与えても大丈夫!
基本的には、犬に鰹節を与えても大丈夫です。
鰹節の原料である魚の「鰹」には、犬にとって大事な栄養素がたくさん含まれています。
そのため、市販のペットフードや犬のおやつにも原材料として使われていることがあります。
犬に鰹節を与えるときには、塊のままではなく、削って細かくしたものをあげてください。
出汁を与えるのもOK
鰹節をそのまま与えるのではなく、出汁を取って飲ませてあげるのも問題ありません。
ただし、出汁を取ってからすぐに与えてしまうと、熱すぎて犬が火傷してしまう恐れがあります。
犬は熱い食べ物が苦手な動物なので、出汁を与えるときは、しっかりと冷ましてからにしましょう。
犬に鰹節を与えるメリット
鰹節は栄養素だけでなく、豊かな風味も犬にとってプラスに働きます。
ここでは、犬に鰹節を与えるメリットについて解説します。
フードに混ぜると食いつきがよくなる
鰹節をフードに混ぜると、犬の食いつきがよくなります。
鰹節の風味は、犬にとって好ましい香りです。
犬は嗅覚が鋭いので、フードに少し鰹節を加えるだけで喜んで食べてくれるでしょう。
食欲の落ちているシニア犬のごはんや、療養中の犬のごはんにトッピングするのもおすすめです。
ただし、フードの上に鰹節をふりかけると、鰹節だけを食べてしまうことがあるので、きちんと混ぜ込んで与えてあげましょう。
低カロリーで栄養豊富
鰹節はカロリーが低いです。
そのため、ダイエット中の犬にも無理なく食べさせることができます。
また、鰹節の原料となる「鰹」は、タンパク質が豊富でさまざまな栄養を含んでいます。
ビタミンやミネラルだけでなく、アミノ酸含有量も多い優秀な食材です。
低カロリーで栄養豊富な食材なので、犬の健康にいい影響を与えることができるでしょう。
犬に鰹節を与えるときの注意点
犬に鰹節を与えるときに注意してほしいのは、心臓病や腎臓病を抱えている犬には与えてはいけないということです。
鰹節はミネラルが豊富な食材です。
カリウムやリンもたくさん含まれているので、心臓病や腎臓病を進行させてしまう恐れがあります。
持病を抱えている犬には、鰹節を与えないように気をつけましょう。
低カロリーで栄養豊富な鰹節はわんちゃんにもおすすめ
鰹節をわんちゃんに与えても基本的には問題ありません。
むしろ低カロリーで栄養豊富なので、わんちゃんにはおすすめの食材だといえます。
鰹節にはタンパク質やビタミン、ミネラルなどがたくさん含まれています。
香りもいいので、フードに加えると食いつきがよくなることも期待できるでしょう。
細かく刻んだり、フードに混ぜ込んだりして愛犬に与えてあげてください。
ただし、心臓病や腎臓病の犬には与えない方がいいので、持病のある犬を飼っている人は注意してください。