仕事が忙しくて帰宅時間が伸びてしまい、いつもより餌を与えるタイミングが遅くなってしまうことはありませんか?
そんな時のために自動給餌器を設置しておけば、愛犬がお腹を空かせる心配はありません。
そこで今回は、犬用自動給餌器を選ぶ時のポイントとおすすめ5選をご紹介します。
ペット用自動給餌器とは?
犬や猫などのペット用につくられた自動給餌器は、飼い主が仕事や長時間の外出で家を空けるときでも、指定した時間に餌を与えられるので、便利なペット用品として人気を集めています。
ペット用自動給餌器には、さまざまな便利機能搭載のモデルが豊富にあるので、入念にチェックしてから購入しましょう。
自動給餌器の種類と選ぶ時のポイント
自動給餌器には、「タイマー機能」や「1回の食事量や回数を設定できる機能」などが搭載されているタイプもあります。
愛犬のライフスタイルにぴったりの自動給餌器を選びましょう。
自動給餌器の種類
ペット用自動給餌器には、「ストッカータイプ」と「トレイタイプ」の2種類があります。
家を空ける頻度や餌の種類によって向き不向きがあるため、しっかりと確認しましょう。
ストッカータイプ
ストッカータイプは筒形の機械に餌を入れておくと、設定したタイミングで下の器に餌が出てくる仕組みになっています。
大容量タイプであれば、1度に大量の餌を補充できます。
長期間にわたって給餌できますが、基本、ドライフードのみの対応なので注意しましょう。
また給水器付の製品なら新鮮な水を与えることも可能です。
トレイタイプ
トレイタイプの自動給餌器は、箱や皿のような見た目が特徴。ストッカータイプと同様「時刻設定機能タイマー」がついており、設定した時間になると餌が入っている部分のフタが開きます。
小数回分ならドライフードだけではなくウェットフードも給餌できるタイプもあります。ストッカータイプよりも正確に量を定めることができるので、愛犬の健康管理を徹底したい方にイチオシのアイテムです。
しかしストッカータイプに比べ容量が少なく、給餌回数の平均は1~2食、多くても6食分といったところです。
自動給餌器を選ぶ時のポイント
ペット用自動給餌器を選ぶ際は、「容量」と「給電方式」をチェックしましょう。
また、商品によっては搭載している便利機能についてもまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
容量
ペット用自動給餌器には、さまざまな容量のものがあります。
大容量タイプであれば7リットルもの餌を保管できるストッカータイプや、1リットル未満のコンパクトなトレイタイプもあるので、愛犬の体型や健康状態を考慮して選びましょう。
なお、1泊以上家を空けるなら、トイレの問題もあるので、ご家族や友人、ペットシッターにお世話をお願いするか、ペットホテルに預ける、可能なら連れて行くことをおすすめします。
給電方式
ペット用自動給餌器の給電方式は、「乾電池式」と「電気式」の2タイプが主流です。
「乾電池式」はどこでも簡単に設置できるメリットがありますが、電池切れすることも考えられるので、問題なく作動するかこまめにチェックする必要があります。
「電気式」は電池切れの心配がないため安心感がある一方、コンセントやコードが必須なので、置き場所に困る場合があります。また、万が一停電した際は作動しなくなってしまうデメリットもあります。
便利機能
自動給餌器によっては搭載している便利な機能を3つご紹介します。
➀飼い主の声を再生できる「録音機能」
ごはんの時間にあわせて飼い主の声が再生される音声録音機能搭載の給餌器もあります。また録音機能だけではなく、マイク付でリアルタイムに愛犬の声をスマホで聞ける製品も。遠くにいてもお互い寂しさを和らげることができるでしょう。
②ペットの行動をライブカメラでリアルタイムに確認できる「カメラ機能」
スマートフォンやタブレット端末から愛犬の様子をリアルタイムで見ることができるハイテク製品もあります。
留守番中の犬や猫の様子を確認でき、声をかけることができる製品を利用すれば、外出時も安心ですね。
③餌の分量を自由に決められる「回数調節機能」
1度に出てくるフードの量を好きなように調節できます。
高機能な製品には、時間帯でグラム数を変更できるタイプもあり、肥満防止など健康に気をつけたい場合にぴったりです。
自動給餌器のメリット・デメリット
大まかな自動給餌器の性能がわかったところで、メリット・デメリットをご紹介します。目的に合わない製品を購入しないためにも、しっかりと確認しましょう。
自動給餌器のメリット
まずは自動給餌器のメリットを見ていきましょう。
帰宅が遅くなるときも安心
仕事の急なトラブルで帰宅が遅くなったり、長い時間外出したりする場合も、あらかじめ設定した時間に餌を与えられます。
そのため、長期間でなければペットホテルやペットシッターに預ける必要がなくなります。
餌やりの時間が決められて便利
餌やりの時間を指定できるので、いつものライフスタイルを崩すことなく、空腹のストレスも与えません。一人暮らしで餌やりの時間がどうしても不規則になってしまう場合も安心です。
自動給餌器を頻繁に使用する方は、タイマーの設定確認を忘れないようにしましょう。
もしも設定ミスをした場合、愛犬が予定時刻に餌を食べられなくなるので、注意が必要です。
また、食器と給餌器はいつも清潔な状態を保つよう心がけましょう。
食事管理が徹底できる
自動給餌器なら設定した量の餌のみを与えられるので、病気や肥満で食事制限が必要なときも安心です。餌の与え過ぎを防止できます。
自動給餌器のデメリット
メリットに続き、自動給餌器のデメリットを見ていきましょう。
電池切れや停電の場合は使えない
電池式は乾電池が切れると機能が停止し、電源式は停電すると起動しません。電池切れや停電の際に使えない点はデメリットといえます。
機械音に犬が驚いてしまう可能性も
警戒心が強いペットの場合、給餌器の開閉音を怖がる可能性があります。
あらかじめ慣れさせてから、外出時に使用しましょう。
おすすめの自動給餌器5選
最後にペット用自動給餌器のおすすめ人気ランキングをまとめました。
気になる商品があれば、ぜひチェックしましょう。
日本製「ルスモ ペットフード・オートフィーダ アドバンス L-AF130」
画像元:https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07QD3RXJK?ref_=ag_dp_usw2_LRest
転倒防止スタンドやフード残量お知らせ機能、盗み食いプロテクターなどを搭載しているため、非常に使い勝手のいい商品です。
元気でいたずら好きなワンちゃんを飼っている方はご検討ください。
みまもりカメラ付「カリカリマシーンSP」
画像元:https://petelect.jp/lp/karikarimachinesp/
ドライフード専用給餌器で、離れていてもスマホやタブレットと連携させて、犬の様子が確認できる商品です。また、リアルタイム会話機能搭載でお互いの音声を聞かせ合うことができるので、ワンちゃんも飼い主さんも安心です。
最大15日のタイマー付「Iseebiz 自動給餌器」
画像元:https://www.amazon.co.jp/【改良品・制御ボードも日本語-コードカバー付き】Iseebiz-自動給餌器-自動餌やり機-自動給餌機/dp/B0771J9P53?ref_=ast_bbp_dp
小型犬であれば、最大15日も自動給餌できる便利な商品です。
10秒間の録音機能があり、給餌のタイミングで自動再生可能です。
また、電池とコンセントの両方に対応しているので、電池のみよりも経済的であり、停電時にも利用可能です。
給水器付「ペット用自動給餌器 JQ-350」
画像元:https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=P324422F
1.5kgのフードタンクと2リットルのペットボトルをセットできる給水トレー付の商品です。
電力を一切使わないため、どこでも気軽に設置可能で、停電などによるトラブルの心配もありません。
音声録音可能「オートペットフィーダー」
画像元:https://item.rakuten.co.jp/smile88/a06238/
最大4回までタイマー設定ができ、保冷剤もセットできる商品です。
さらに音声録音機能も搭載しており、利便性に優れています。
慎重に吟味して愛犬にぴったりの自動給餌器を見つけよう!
今回はペットの自動給餌器に注目して、おすすめの製品や特徴をご紹介してきました。
飼い主のライフスタイルやペットの健康状態によっても、製品の向き不向きがあるので、慎重に吟味して選びましょう。
また家電製品のため、ひとつ間違えると故障する可能性があります。
きちんと説明書を読み正しく設置することが大切です。
愛犬にぴったりの自動給餌器を見つけて、飼い主さんも快適な楽しい生活を送りましょう。
まとめ
- ストッカータイプは一度にたくさんの餌を補充できる商品もある
- ウェットフードを入れたいならトレイタイプがおすすめ
- 自動給餌器には乾電池式と電源式がある
- 音声録音機能や給水器付のモデルもある
- カメラ付の商品を購入すればリアルタイムでペットを眺められる