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  1. 犬にさくらんぼを与えるのは大丈夫?与え方や効果についてご紹介
犬にさくらんぼを与えるのは大丈夫?与え方や効果についてご紹介 犬にさくらんぼを与えるのは大丈夫?与え方や効果についてご紹介

犬の食事・ドッグフード

犬にさくらんぼを与えるのは大丈夫?与え方や効果についてご紹介

5月中旬から6月にかけてはさくらんぼの美味しい季節です。しかし、さくらんぼのような果物を、肉食に近い雑種動物である犬に与えて良いものか不安になったことはありませんか。ここではさくらんぼを犬に与える際に注意しなければならないことなどを詳しくご紹介します。

犬にさくらんぼをあげてもいいの?

与えても大丈夫です

おいしくさくらんぼを食べていると、欲しそうにじっとあなたを見つめている犬の強い視線に耐え切れず、ついつい犬に食べさせてしまったご経験がある方も多いと思います。犬にさくらんぼを食べさせた後で、食べさせてよかったのかな? と疑問に思ったことはありませんか。

結論から言えば犬にさくらんぼを与えても大丈夫です。ただし、大量に与えないようにご注意くださいね。適量と適切な与え方を守ってあげることで、これからご紹介する効果が期待できますので是非ご覧ください。

さくらんぼが犬に与える効果

犬は肉食に近い雑食ですが、さくらんぼのような果実を与えることによって、健康上のメリットが期待される成分も含まれています。

ビタミンCとビタミンE

ビタミンCは鉄分とカルシウム吸収の促進、コラーゲン合成、白血球の強化などの働きがあります。犬は肝臓内でビタミンCを生成できるため与える必要がないと言われてきました。ところが最近の研究では犬もビタミンC欠乏症と思われる症状が見受けられるようになりました。AAFCO(Association of American Feed Control Official:米国飼料検査官協会)の栄養基準によると犬の必須ビタミンは、ビタミンA,D,E,B郡と示されていますが、老犬や体調かすぐれない犬は自分で生成できるビタミンCが少ないため、与えることも必要でしょう。

さくらんぼを犬に与える効果として、ビタミンCは肝臓病の予防やダメージの緩和、コラーゲン合成による骨や関節の働きを助けます。また皮膚病にもビタミンCは効果があると言われています。また、ビタミンEは動脈硬化などの予防になる血行の改善、抗酸化作用があります。ビタミンEは抗酸化作用により、活性酸素を抑える働きがあり、活性酸素から細胞膜を守ってくれる効果があります。

疲労回復

さくらんぼにはブドウ糖やクエン酸などが含まれているため、疲労回復に役立ちます。

 

犬にさくらんぼを与える際の注意点

与えてはいけない部分があるので注意しましょう

さくらんぼに含まれる成分には犬が消化できないものも含まれています。また、さくらんぼには意外にも毒性のある成分も含まれています。これからご紹介する部分には十分注意して、誤って与えることのないようにしてくださいね。

花の部分

さくらんぼの花には桜餅の葉の香りのもとである「クマリン」が含まれています。クマリンは肝障害が誘発される恐れがあるため犬に与えてはいけません。人間がほどよく食べる分には、クマリンによるアンチエイジング的な効能や、アロマのようなリラックス効果もあります。しかしクマリンは殺鼠剤(さっそざい:ネズミを駆除する目的で作られた薬剤)に使われており、血が止まりにくくなる特徴があります。犬が大量に摂取した場合には、1~3日程度で発症することが多いため、速やかに獣医師の診断を受けてください。

葉の部分

葉にも花と同様に「クマリン」が含まれていますので注意が必要です。

さくらんぼの種には「アミグダリン」という青酸カリを発生させる有害物質が含まれています。犬の多くは種を丸呑みするので消化されずに便とともに種が出てくるので心配ないと思いますが、犬がさくらんぼの種を噛み砕いてしまった場合には青酸が発生するため、食べてしまった量によっては中毒症状が発生する場合があります。小型犬の場合、便とともに排泄されずに体内のどこかに詰まったり傷つけてしまうこともありえます。

与える時は適量を守りましょう

さくらんぼを犬に与える適量は、1日あたり小型犬が11グラム、中型犬が30グラム、大型犬は40グラムと言われています。さくらんぼを犬に与える必要はありませんが、食べさせる場合には、種、葉、花を取り除いて与えてください。なお、皮は与えて大丈夫です。また適量以上に与えることは決してしないでくださいね。食べ過ぎるとお腹を壊す原因となります。実は人間もさくらんぼを食べすぎると腹痛の原因になります。可愛いからと言って犬にさくらんぼを与えるときは一粒で十分です。いくら欲しがってもそれ以上与えないようにしましょう。しつけの一環にもつながります。

与えすぎにより、糖分過剰摂取にならないよう注意

上述のとおり犬にさくらんぼを与えるメリットもあります。糖質は小腸で吸収され全身を巡ってエネルギー源となります。糖質は脳のエネルギー源となるたったひとつの栄養素です。しかしながらデメリットもあります。糖分を過剰に与えることは犬にとって良いことではありません。高血糖、肥満、生活習慣病の原因となりますのでご注意ください。

犬がさくらんぼの種を食べてしまったら?

犬の大きさにもよるのですが、中型犬以上であれば便とともに排泄される可能性が高いです。小型犬は体内に詰まってしまう可能性がありますので、繊維質を多く含むキャベツなどを茹でて食事とともに多めに与えて、しばらく様子を見てください。とは言うものの、わが子同然の大切な愛犬です。どうしても心配な場合には動物病院で診ていただきましょう。食べてしまった量にもよりますが、強制的におう吐させるなどの方法があります。

ちなみに我が家のチワワ。さくらんぼではないのですが果物の種を飲んでしまったことがありました。便とともに排泄されると思ったのですが、全くその気配がありません。ところが2週間ほどして、えずいていると種を吐き出したことがありました。驚いたのと同時に喜んだのですが、当の本人は何もなかったようにいつもどおりだったものの、念のため、食事とともに整腸剤を与えました。なお、後日かかりつけの動物病院で伺ったのですが、チワワのような小型犬が大きめの異物を飲んでしまった場合には、便とともに排泄できないことがあるので、早めに病院に連れてきてくださいとのことでした。

アレルギーの症状が出ていないか注意しましょう

アレルギー体質の子にはさくらんぼを与えないほうが良いでしょう。アレルギーの種類によっては交差反応(構造が似たタンパク質に対しても免疫細胞が間違って異物とみなしアレルギー症状を起こしてしまうこと)を示す可能性があります。

まとめ

犬にさくらんぼを与えても問題はありません。しかし、さくらんぼの美味しい季節だからと言って必ず与えなくてはならない食品ではありません。犬の健康に必要なビタミンなどが含まれていますが、バランスの取れたドッグフードを与えれば十分です。それでもさくらんぼを与えるときには必ず花、葉、種は取り除いて与えましょう。万が一食べてしまった場合には動物病院で診察を受けてください。また与え過ぎには十分に注意してください。

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