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  1. 犬がイカを食べた!誤食すると「腰抜かす」と言われる理由や食べたらダメな5つの要因
犬がイカを食べた!誤食すると「腰抜かす」と言われる理由や食べたらダメな5つの要因 犬がイカを食べた!誤食すると「腰抜かす」と言われる理由や食べたらダメな5つの要因

犬の食事・ドッグフード

犬がイカを食べた!誤食すると「腰抜かす」と言われる理由や食べたらダメな5つの要因

イカは生でも火を通しても美味しく食べられる食材ですが、犬に食べさせてもいいのでしょうか。食べさせてもいいならどんな注意点があるのか、今回はイカに含まれている栄養や犬に与える健康効果などをご説明していきます。是非参考になさってください。

犬にイカを与えると「腰を抜かす」って本当なの?

イカを食べて腰を抜かすと言われる理由は「チアミナーゼ」が原因

「猫にスルメを食べさせると腰を抜かす」「犬にイカを食べさせると腰を抜かす」という話を聞いたことはありませんか?

これは俗説なのですが、イカに含まれている酵素の一種である「チアミナーゼ」がビタミンB1の吸収を阻害するためです。

チアミナーゼがビタミンB1欠乏症を招く?

まず最初に、ビタミンB1の役割はどのようなものなのか知っておきましょう。

ビタミンB1は、炭水化物をエネルギーに変えるサポートをする役割を持っているビタミンです。その他にも神経機能を正常に動かす働きがあります。
ビタミンB1は水溶性のビタミンなので水に溶けやすく尿とともに体外へ排出されてしまうため、不足しないように心がけて摂取させる必要があります。

それでは、ビタミンB1欠乏症ついて解説いたします。
イカに含まれている酵素の一種であるチアミナーゼは、身体がビタミンB1を吸収するのを妨げる働きがあります。そのため、イカを過剰に摂取するとビタミンB1欠乏症になる恐れがあるのです。

人間の場合、ビタミンB1が欠乏すると脚気(かっけ)という病気にかかります。脚気は食欲不振、全身の倦怠感、足のむくみやしびれという症状が起こる病気です。

犬もビタミンB1が足りなくなると、嘔吐や手足のしびれ、ふらつき、起立困難、旋回や痙攣などの症状が出始めます。この症状が「イカを食べると腰が抜ける」と言われる所以になったのだと考えられています。

加熱するとイカに含まれるチアミナーゼはなくなる

ビタミンB1欠乏症の原因になるチアミナーゼは加熱によってその働きが失われるので、加熱すれば問題なく与えることができます。

イカに含まれる栄養

犬がイカを食べた! 犬がイカを食べてもいいの?腰を抜かすと言われている本当の理由とは

目の健康に関係するタウリン

イカに含まれるタウリンは、血圧のコントロール・コレステロール低減・疲労回復の効果が期待できる成分です。

魚介類の中でもイカはタウリンを多く含む食べ物なので、犬の健康に役立ちます。特に、肝臓や心臓の病気がある犬にはタウリンを与えることが大切です。

良質なタンパク質

イカにはアミノ酸バランスに優れた良質なタンパク質が含まれています。通常タンパク質は熱を加えると「変性」という構造の変化が起こりますが、イカに含まれるタンパク質は加熱による変質が起こりにくいので、消化しやすいタンパク質として身体に摂り入れることができます。

細胞の酸化を防ぐビタミンE

イカはビタミン群をバランスよく含んでいますが、中でもビタミンEが豊富です。ビタミンEは細胞の酸化を防ぐ抗酸化作用があるので、老化予防やガン予防に役立ちます。

犬にイカを食べさせるとダメな理由

犬がイカを食べた! 犬がイカを食べてもいいの?腰を抜かすと言われている本当の理由とは

下痢や嘔吐などのイカアレルギーを起こす犬もいる

犬の中にも甲殻類のアレルギーを持つ個体がいます。甲殻類のアレルギーは「トロポミオシン」というタンパク質が要因です。

イカを食べた後に、下痢や嘔吐、発疹、目の充血や腫れなどの症状が現れたらアレルギーの可能性があるので、動物病院へ連れて行きましょう。すべての食べ物に言えることですが、犬に初めて食べさせるときは少量ずつ与えて様子を見ましょう

ビタミンB1欠乏症の症状

前述しましたが、イカに含まれるチアミナーゼという酵素は身体がビタミンB1を吸収するのを阻害する働きをします。そのため、イカを食べすぎるとビタミンB1欠乏症になり脳や神経に異常をきたし、だるそうにしている・寝ている時間が多くなる・歩く時にふらつく・足がむくむ・嘔吐するなどの症状を引き起こします。

犬にとってイカは消化不良を起こしやすい食材

犬の身体は消化機能が強いほうですが、イカに含まれているチアミナーゼを分解する酵素を持っていないので、生のイカを与えるのは避けましょう

特に、生のイカは犬にとって消化しにくく消化不良を引き起こす恐れがある食材です。消化不良になると、下痢や嘔吐などが引き起こされ、腹痛や胃痛により食欲不振に陥ることもあります。

イカにいる寄生虫の危険

イカの身や内臓には「アニサキス」という寄生虫がいる可能性があります。

アニサキスがいるイカを食べると、この寄生虫が食後3~4時間程で消化管の壁に潜り込んで激しい痛みが出ます。
痛みの他に嘔吐することもあり、またアニサキスそのもののアレルギー反応が出ることもあります。アレルギー反応の症状としては、皮膚に湿疹が現れて痒みが出るなどです。

アニサキスは胃に感染する場合と腸に感染する場合があります。胃壁にアニサキスが潜り込むと激痛を感じますが、中にはアニサキスが体内に入っても寄生されずに消化される場合もあります。

もし、胃ではなく腸にアニサキスが侵入してしまうと内視鏡で取ることができません。超音波検査やX線検査でも診断できない場合は開腹手術をすることになります。

アニサキスはイカの中ではスルメイカに寄生することが多く、特に冬場に感染する確率が高いので注意しましょう。アニサキスは、イカを70℃以上の熱湯に入れる-20℃以下に24時間以上置くことで死滅します。また、イカを細かく刻むこともアニサキス対策に有効とされています。

イカに含まれる銅の過剰摂取で犬が銅関連性慢性肝炎になる恐れ

私たちの血液の中にはヘモグロビンという血色素がありますが、イカなどの軟体動物や甲殻類にはヘモグロビンの代わりに「ヘモシアニン」という色素を持っています。
ヘモグロビンは鉄分を含むのですが、ヘモシアニンは銅を含みます。ということは、イカは銅の成分を含んでいることになります。

犬種によっては、銅を体内に取り込むと危険になる場合があります。
一般的には銅を過剰に摂取した場合、余分な銅は胆汁に排出されるのですが、ダルメシアン・ドーンベルマンピンシャー・ベトリントンテリア・ウエストハイランドホワイトテリア・ラブラドールレトリバーなどの犬種は銅の代謝がうまくできず、体内に銅が蓄積してしまうことがあります。

これは「銅関連性慢性肝炎」という病気で、銅の排出がうまくできないため肝細胞が壊死してしまい、ひどくなると肝硬変からガンへと進行してしまう怖い病気です。この病気は遺伝によることが多いのですが、かかりやすい犬種にはイカを与えるのを控えたほうがいいでしょう。

犬に与えてはいけないイカの種類

イカを干したあたりめ

犬がイカを食べた! 犬がイカを食べてもいいの?腰を抜かすと言われている本当の理由とは
イカを干したあたりめ(スルメイカ)は、イカを干して水分を抜いたものなので、水分を与えると膨らみます。

犬があたりめを食べたら胃の中で大きく膨らみ、胃から腸へと通過できない通過障害を引き起こす恐れがあります。犬は食べ物をよく噛まないで丸呑みするため、あたりめを細かく噛みちぎることはしません。大きなまま食べてしまうと胃の中が大きく膨れて吐き出すこともできず、開腹手術が必要になる場合もあります。

また、あたりめは塩分が凝縮されているので犬にとっては塩分の過剰摂取につながります。塩分の摂り過ぎは腎臓への大きな負担となるため、犬には食べさせないようにしましょう。

イカフライなら犬へ与えてもいいの?

犬がイカを食べた! 犬がイカを食べてもいいの?腰を抜かすと言われている本当の理由とは
イカフライは油で揚げたイカです。アニサキスは熱に弱いためイカフライにすれば死滅するので、寄生虫の心配はなくなります。

しかし、フライは犬に余分な油を摂取させることになります。犬にどうしてもイカを食べさせたいときは、フライにするよりは味付けしないイカを焼くか茹でるほうがいいでしょう。

イカの刺し身は犬にあげてもいい?

犬がイカを食べた! 犬がイカを食べてもいいの?腰を抜かすと言われている本当の理由とは
イカの刺し身はイカを細く切るのでアニサキス対策になります。

ただ、生のイカは消化に良いとは言えないため、あえて食べさせる必要はないでしょう。

犬にイカを食べさせる場合の注意点

イカは必ず加熱してから犬に与える

イカに含まれているチアミナーゼは加熱することで成分を壊せるので、生のイカを食べさせるよりも加熱したもののほうがいいです。

そして、犬の身体は生のイカを消化するのが苦手なので、消化不良を起こす恐れがあります。そのため、焼いたり茹でたものを与えたほうがいいでしょう。

イカは細かく刻んで与える

犬は食べ物を噛み砕いて食べることはせず、口に入れて丸呑みしてしまう習性があります。そのため、イカを大きなまま与えるとそのまま飲み込んで喉に詰まってしまう恐れがあります。

犬にイカを食べさせるときは、寄生虫やビタミンB1欠乏症を防ぐためにも加熱をして、消化をよくするため細かく刻んで与えるといいでしょう。フードプロセッサーで細かくしてあげるのもおすすめです。

愛犬にタウリンを摂取させたいならサプリメントで

イカにはタウリンが含まれています。タウリンは目の健康に関係する栄養で、摂取することで白内障の予防につながります。また、疲労回復や滋養強壮にも役立つのでよく動く犬にはよい成分とされています。

しかし、最近はタウリンは天然のサプリメントとして市販されているので、愛犬にタウリンを摂らせたい場合はイカを食べさせなくてもサプリメントで補うことができます。

サプリメントには魚介類の煮汁や牛の胆汁から抽出される天然のタウリンと、重油からできるエチレンから化学合成される合成タウリンがあります。サプリメントを選ぶ時は天然のものを選ぶように注意しましょう。

イカは犬に積極的に食べさせなくてもいい!

イカはさまざまな栄養があり、人間にとってはおいしい食べ物ですが、犬には寄生虫やビタミンB1欠乏症になる可能性がある食べ物です。

イカに含まれている栄養は他の食材やサプリメントで補うことができるので、あえてイカを愛犬に食べさせる必要はないでしょう。

もし人間がイカを食べているときに欲しがったら、加熱されているものを少量与える程度でいいのではないでしょうか。
ただ、犬がイカを食べた時はその後の体調や便の様子をしっかり観察して、普段と違う様子だったら愛犬にイカをた食べさせるのはやめましょう。そして、ひどい下痢をしたり、だるそうにしている場合はすぐに動物病院へ連れて行きましょう。

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