犬の年齢を計算する方法!小型犬・中型犬・大型犬で異なる数え方 犬の年齢を計算する方法!小型犬・中型犬・大型犬で異なる数え方

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犬の年齢を計算する方法!小型犬・中型犬・大型犬で異なる数え方

犬と人間の加齢のペースは等しくありません。ついこの間まで子犬だと思っていた愛犬が、気がつけばあなたの年齢を超えていることもあります。この記事では、犬の年齢を人間に換算する方法や犬の平均寿命に関することをまとめました。愛犬をケアする参考にしてください。

犬の年齢を人間に換算すると何歳?

愛犬の年齢を人間に換算するといくつになるかを把握することは、愛犬の健康管理を行うにあたって重要なことです。
しかし、犬の大きさや犬種によって成長(老化)の進み方が異なります。

ここでは、簡易的な計算方法と、海外の機関(National History Museum)が発表した犬種別の計算方法の2つについて、小型犬・中型犬・大型犬に分けて年齢の数え方を紹介していきます。

小型犬・中型犬・大型犬の分類には明確な基準が存在しないため、ペット関連の施設や機関によって分類が異なります。ドッグランでは小型犬に分類されたけど、ペットホテルでは中型犬に分類されるようなこともあります。

参考として、成犬体重による以下の分類をここに挙げます。

  • ~10㎏:小型犬
  • 10~20㎏:中型犬
  • 20㎏~:大型犬
  • 小型犬の年齢

    小型犬の幼齢期の成長スピードは速く、その後緩やかに年をとります。

    小型犬の場合の簡易的な年齢の計算方法

    • 1ヶ月 → 1歳
    • 2ヶ月 → 3歳
    • 3ヶ月 → 5歳
    • 6ヶ月 → 9歳
    • 9ヶ月 → 13歳
    • 1歳 → 17歳
    • 1.5歳 → 20歳
    • 2歳 → 24歳
    • 以降、1歳につき4歳

    小型犬の犬種別の計算方法

    犬種によって加齢のペースが異なります。

    • コッカー・スパニエル 1年で5.55歳
    • シーズー 1年で4.78歳
    • チワワ 1年で4.87歳
    • パグ 1年で5.95歳
    • ビーグル 1年で5.20歳
    • フレンチ・ブルドッグ 1年で7.65歳
    • ミニチュア・ダックスフント 1年で4.32歳

    中型犬の年齢

    小型犬と同じく中型犬の幼齢期の成長スピードは速く、その後緩やかに年をとります。


     

    中型犬の簡易的な年齢の計算方法

    • 1ヶ月 → 1歳
    • 2ヶ月 → 3歳
    • 3ヶ月 → 5歳
    • 6ヶ月 → 歳
    • 9ヶ月 → 12歳
    • 1歳 → 16歳
    • 1.5歳 → 19歳
    • 2歳 → 23歳
    • 以降、1歳につき5歳

     

    中型犬の犬種別の計算方法

    犬種によって加齢のペースが異なります。

    • ゴールデン・レトリーバー 1年で5.74歳
    • スパニエル 1年で5.46歳
    • ブルドッグ 1年で13.42歳
    • ラブラドール・レトリーバー 1年で5.74歳

    理由は明確ではありませんが、ブルドッグの老化は特に早いと言われています。

    大型犬の年齢

    幼齢期の成長スピードは遅いですが、その後の老化は速く進みます。

    大型犬の簡易的な年齢の計算方法

    • 2ヶ月 → 1歳
    • 3ヶ月 → 2歳
    • 6ヶ月 → 6歳
    • 9ヶ月 → 8歳
    • 1歳 → 12歳
    • 以降、1歳につき7歳

    犬種別の計算方法

    犬種によって加齢のペースが異なります。

    • ジャーマン・シェパード 1年で7.84歳
    • ボクサー 1年で8.90歳

    犬の平均年齢

    ペットフード協会の調査結果によると、犬全体の平均寿命は14.19歳です。(2017
    年度)

    上に挙げたように、平均的には身体が大きいほど早く年をとりますが、生活環境などによって差が大きく影響します。

    一般的には動物は身体が大きいほど長寿であるのに対し、統計上、太文字
    犬は体重が重いほど寿命が短いことが明らかになっています。理由は明らかではありませんが、心臓や内臓に負担がかかるため、病気になりやすいこと、人間が無理やり大型犬種を作り出してきたこと、が原因ではないかと言われています。

    いずれにしても人間以上に犬の肥満には注意が必要です。どんな愛犬でも種類によって食事に気を遣い、十分に運動をし、必要なケアをすることで健康に長生きができるのは人間と同じです。

    最も長生きした犬の最高年齢はいくつ?

    世界で最も長生きした犬は何歳だと思いますか?

    ギネス公認記録は、オーストラリアン・キャトル・ドッグという中型犬で、平均寿命が12~14歳に対し、29歳160日も生きました。(出生時の記録がないためにギネスに認定されてはいませんが、それ以上に長生きしたとされる犬もいます。)

    一般的には小型犬の方が長生きすると言われているので驚きですね。

    ちなみに、ギネス公認で日本一長生きした犬は、雑種で26歳248日です。

    犬が老化を始める年齢

    一概に何歳から高齢犬と明言するのは難しいですが、日本で高齢者と言われる65歳以上を目安とすれば、おおよそ小型犬で12~13歳、中型犬で10~11歳、大型犬で8~9歳と言えます。

    しかし、普段から愛犬を観察していることで、何気ないしぐさから老化のサインが出ているかもしれません。
    これまで喜んで行っていた散歩を面倒がったり、歯が弱って硬いものが食べられなくなったり、といった分かりやすいサインは、人間と大きな違いはありません。

    犬の年齢に関するまとめ

    犬の年齢を人間に換算する方法をまとめました。人間と同じく、食べ物や医療技術の進化によって犬の平均寿命も長くなっています。愛犬の年齢を人間に換算することで実感を持って感じ、最期のお別れを迎えるまでの時間を大切に、愛情を持って接してあげましょう。

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