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  1. 愛犬にはちみつを与えるのはダメ?ボツリヌス菌やアレルギー症状に要注意
愛犬にはちみつを与えるのはダメ?ボツリヌス菌やアレルギー症状に要注意 愛犬にはちみつを与えるのはダメ?ボツリヌス菌やアレルギー症状に要注意

犬の食事・ドッグフード

愛犬にはちみつを与えるのはダメ?ボツリヌス菌やアレルギー症状に要注意

健康にいいイメージのある「はちみつ」ですが、愛犬に与えてもいいのでしょうか?今回は犬にはちみつを与えてもいいのか、注意点を交えながら解説します。

愛犬にはちみつを与えたらダメ?

はちみつとは、花の蜜を吸ったミツバチが蜜を巣の中に持ち帰り、加工して蓄えたもののことをいいます。どんな花の蜜を吸ったはちみつかで、香りや味が変わるところが人気で、「自然界で一番甘い蜜」といわれているのはミツバチの働きにより糖度が濃縮されているからです。

はちみつに殺菌作用や抗酸化作用がある健康に良い食材で、古代ギリシャ・エジプトでは食べるだけではなく薬としても使われていました。

そんなはちみつですが、愛犬に与えてもいいのでしょうか?

実際、はちみつ自体は与えても問題ないのですが、稀に犬にとって危険な菌が付着している場合があるため、リスクをおかしてでも与える必要があるのかを判断する必要があります。そこでまず飼い主さんが知っておくべき、はちみつを与える際の注意点についてご紹介いたします。

犬にはちみつを与えてはいけない理由とは?

はちみつに含まれるボツリヌス菌で中毒症状が出る場合も

はちみつ自体は少量であれば健康な状態の犬が食べるのは問題ないとされています。しかし、身体が弱っていたり胃腸が強くない子、子犬やシニア犬はボツリヌス菌が原因で中毒症状を引き起こしてしまう恐れがあります。

このボツリヌス菌とは自然界に広く存在する菌のことで、加熱や乾燥に強く、酸素の少ない場所で増殖し、強い毒性を持ちます。健康な状態の子であれば、ボツリヌス菌が身体に入っても問題になることはありませんが、上述したような子の場合は、身体の中に入った菌の増殖を抑えることができずボツリヌス菌が増殖し、場合によっては死に至ってしまうこともある恐ろしい菌です。

また、ボツリヌス中毒の直接的な原因であるボツリヌス菌の毒素自体は80度30分間の加熱で失活しますが、芽胞という厄介な特性をもっているため注意が必要です。芽胞とは熱や乾燥に強く、増殖に適さない環境下では休眠状態を維持する細胞構造のことで、中途半端な加熱では細胞が芽胞へと変わり、さらに厄介な状態になってしまうのです。

ボツリヌス菌の芽胞は120度で4分以上加熱しなければ死滅しませんので、通常の調理でボツリヌス菌の芽胞を死滅させるのは困難と言えるでしょう。

120度であれば家庭用オーブンでも加熱することは可能なように思えますが、実際のオーブン内の温度が設定温度を下回ってしまう場合もありますし、たとえオーブン内の温度が保たれていてもボツリヌス菌が付着した食品の内部は120度を下回っている可能性もあります。さらに、はちみつが入っている市販の食品も、加工する際の温度が記載されていないので、ボツリヌス菌の芽胞が死滅しているかは判断できないのです。

また、はちみつに含まれる栄養素はは加熱しすぎると破壊されると言われているため、わぜわざ加熱してまでリスクのあるはちみつを与える必要はないでしょう。

ボツリヌス菌の中毒症状

ボツリヌス菌に汚染されたはちみつを食べた場合、通常であれば半日から2日程度で初期症状が現れます。ただし個体によっては3時間後くらいから症状が現れたり、何日も経ってから症状が目立ち始める場合があるので、愛犬がはちみつをを誤食してしまった場合は、必ず1週間は愛犬の様子をしっかり観察しましょう。

ボツリヌス菌の潜伏期間は犬の個体差や体調により、その症状も異なります。初期症状として下痢をおこす場合もありますが、基本的に消化官の働きが鈍くなるので持続する便秘を引き起こします。また嘔吐や身体のふらつき、ピントが合わなくなるなどの視力調節機能の低下を起こすこともあります。

ひどくなると食べ物を飲み込むことができなくなっていき、全身が弱くなっていきます。そして筋肉と神経の伝達がうまくいかなくなって、最悪の場合では心臓や呼吸器の筋肉が麻痺して命を落としてしまうことがあります。

ボツリヌス中毒の予防法

ボツリヌス菌は、はちみつだけでなく腐った食べ物や酸素のないものにも存在します。そのため、散歩中に愛犬が拾い食いをしないように普段からしつけをしておく必要があります。

はちみつは愛犬が誤食しないような場所に保管し、万が一盗み食いしようとしても、飼い主さんの言うことを聞くようにしつけておくことが大切です。

ボツリヌス中毒の治療法

もしボツリヌス菌の中毒症状が疑われるような症状が出た場合はすぐに動物病院へ連れて行きましょう。症状によって治療法は異なりますが、早期の場合は催吐・胃洗浄、活性炭の投与が行われる場合が多いです。

しかし、重症化すると呼吸に必要な筋肉が麻痺して呼吸困難になったり、嚥下障害を起こして自力で栄養補給ができなくなります。その場合は入院して集中治療を行い、チューブによる栄養補給を行うなどの対症療法が必要になってきます。

肥満になる恐れがあるので与え過ぎないよう注意

もしボツリヌス菌を回避できたからと言って、犬にとってはちみつは必ずしも健康的な食品だとは言い切れません。
はちみつの約80%は糖分なので、少しだけ与えたとしても犬にとってはカロリーオーバーになることがあります。

はちみつの糖分は果糖とブドウ糖なので、その糖分は犬の健康を害するものではありませんが、カロリーが高いので与えすぎると肥満につながる恐れがあるのです。肥満はさまざまな病気を引き起こす原因にもなるので、飼い主さんがカロリーオーバーにならないように注意してあげなければなりません。

まれにはちみつアレルギーを発症する犬がいる

はちみつはミツバチが花の蜜を吸って巣に集めて加工したものなので、はちみつの中には花粉や菌が含まれていることがあります。ボツリヌス菌のように中毒症を引き起こす恐れもありますが、そのほかにもハチや花粉を原因としたアレルギー症状を引き起こすこともあるのです。

花粉症の犬が花の蜜から作られているはちみつを食べると、花粉症と同じアレルギーを引き起こす場合があります。具体的な症状を挙げると、犬の場合は皮膚に出ることが多く、痒がって壁や床に身体をこすりつけたり、目の周辺赤くなって目のまわりの毛が抜けることがあります。

アレルギー症状は食後すぐに現れるイメージがあるかもしれませんが、遅延型アレルギーと言って食後6~24時間後にゆっくりと症状が現れることもあるので、はちみつを与えた場合はしばらく愛犬の様子を見て異変がないかをよく観察することが大切です。

そして、花粉症の疑いがある子や、ハチに刺されてアナフィラキシーショックを起こしたことがある子の場合は、はちみつを与えるのは絶対に避けましょう。

お腹を壊すことがある

はちみつは水分量が少なく糖度が高いです。犬はその糖度を分解する力が弱いため下痢を起こすことがあります。これは個体差があるので、食べたからといってすべての犬がそうなるわけではありません。

しかし、胃腸が弱い犬や子犬には与えないほうがいいでしょう。また、高齢の犬も胃腸に負担をかけることになるため控えたほうがいいといえます。

はちみつを与えるべき状況とは?

ご紹介してきたように、はちみつはボツリヌス菌によるリスクがある食材ですが、実は低血糖症を起こしているときの応急処置として有効な食材でもあります。

低血糖症で愛犬が倒れてしまった場合、一刻も早く糖分を補給しなければ命に関わる場合があります。獣医さんから処方された薬を所持していたり、すぐに動物病院に連れて行くことができれば良いのですが、そうでない場合は少量のはちみつを愛犬の口に含ませてあげるのが応急処置として効果的だと言われています。

ただし、ボツリヌス菌の危険がなくなった訳ではありませんので、その場にガムシロップや砂糖水がある場合は、それらを使うようにしましょう。あくまでもはちみつは、どうしてもの時の代用品として使用することをオススメします。

はちみつはリスクのある食材ですが、愛犬の緊急時に役立つ場合がありますので、頭の片隅にでも置いておくと良いでしょう。

極力はちみつを愛犬に与えないで!

はちみつは犬に絶対に必要なものではありません。この記事でも紹介してきたように、もしものことを考えると健康な状態の子でも与えない方が無難と言えるでしょう。

はちみつは愛犬の健康にも役立つような栄養素が豊富に含まれていますが、他の食材でも代用できますし、基本的に愛犬に必要な栄養素は総合栄養食のドッグフードで十分と言えます。愛犬の健康を守れるのは飼い主さんだけなので、食べ物の管理はきちんとしましょう。

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