ダックスフントの性格・特長は?飼い主様・飼いたい方必見徹底解説! ダックスフントの性格・特長は?飼い主様・飼いたい方必見徹底解説!

犬の種類・品種

ダックスフントの性格・特長は?飼い主様・飼いたい方必見徹底解説!

犬を飼おうと考えている人は、「どんな犬を迎えようかな」なんて悩むこともあるでしょう。

また、今すでに犬を飼っている人でも、愛犬はどんな性格の犬種なのか、知りたいという人も多いと思います。

今回は、ダックスフントに焦点を当ててその性格や性質を紹介します。

 

ダックスフントってどんな犬?

人気犬種の仲間入りをしているダックスフントですが、実際にはどんな犬なのでしょうか。

ドイツ生まれのわんちゃんです!

ダックスフントはドイツ原産の犬で、15世紀のオーストリアやドイツの山岳地方でよく見られた犬種です。

現在ではダックスフンドは毛の長さによってタイプが分かれていますが、初期の頃はスムースヘアータイプしかいませんでした。

その後、他の犬種との交配によって現在のワイヤーヘアータイプ、ロングヘアータイプが誕生しました。

このころのダックスフントは現在よりも少し大きめのサイズでしたが小型化が進み、現在では当初と同じスムースヘアータイプでも小型犬の仲間となっています。

またワイヤーヘアタイプはピンシャー種、ロングヘアータイプはスパニエル種と交配して作られたため、それぞれの特徴が毛の長さに現れているのです。

ダックスフントを飼うときには、このような毛の長さの違いにも注目してみましょう。

 

ダックスフントの性格は?

ダックスフントの起源を紹介しましたが、彼らはどんな性格をしているのでしょうか。

 

なんといっても容姿が特徴的!胴長短足の可愛いフォルムです!

ダックスフントはそのシルエットだけでも犬種が判断できるほど、特徴的な体格をしています。

犬の中では珍しく胴長短足のフォルムで、小さな足を一生懸命動かしてよちよち歩く姿に可愛らしさや愛らしさを感じて、ダックスフントばかり何匹も飼っているというダックスフントファンもいるでしょう。

ダックスフントの体格は単なる個性ではなく、これは重要な役割を担っていた名残なのです。

その昔ドイツやオーストリアにいたダックスフントは、その体格を生かしてアナグマ猟で活躍していました。

アナグマは狭い巣穴にいましたから、そこに簡単にもぐることができる胴長短足のダックスフントはとても活躍したのです。

ちなみに猟犬だった時の名残はその性格にもあらわれており、現在でもダックスフントはその素質を受け継いでいます。

 

とっても好奇心旺盛!とっても勇敢なわんちゃんです!

ダックスフントが愛される理由の一つに、その快活な性格があります。

ダックスフントはとにかく明るく活発な子が多く、好奇心が旺盛で物怖じせずに何にでもチャレンジしたがるのです。

これは猟犬だった頃の活発に探索をするというような名残が残っているのでしょう。

ただ、活発であるがゆえに負けず嫌いで、他の犬と多頭飼いするときには相性に注意しなければなりません。

特にサイズの小さいダックスフントほどこの性質が強いので、仲間を迎えるときには少し遊ばせて相性を見てから決めることが大切です。

また、もともと猟犬として活躍していたダックスフントは、吠えグセや噛み癖がつきやすいので、この点でも気をつけなければなりません。

頑固な面もあるので気に入らないことがあると断固拒否されることもありますが、根は優しく賢いので、愛情を持って接してあげてくださいね。

 

別名「犬世界の楽天家」!?

ダックスフントは「犬世界の楽天家」とも呼ばれる犬種で、性格が明るく元気いっぱいな子が多いので、見ているだけで元気をもらえることもあるでしょう。

飼い主さんのことが大好きな甘えん坊な子も多いので、一度その魅力に魅了されたらメロメロになってしまうこともあるかもしれません。

猟犬だった頃の名残から好奇心が旺盛で、気になるものにはとことんのめり込んでいろんなことに興味を持ちます。

そんな彼らの興味を満たしてあげるためにも、いろいろな遊びを考えて一緒に楽しんであげるといいでしょう。

好奇心たっぷりで遊ぶことや運動が大好きなので、積極的に散歩に連れて行って外の世界や他のワンちゃんとの出会いなどの刺激を与えてあげましょう。

ただ、ダックスフントは個体差はありますが警戒心が強い子もいるので、他のワンちゃんと遊ばせる時には注意が必要です。

 

オスとメスのダックスフントの性格の違いは?

ダックスフントは基本的に好奇心が旺盛な犬種ですが、実は性別によっても性格が若干異なります。

そのため、迎える際は家族の性格や一緒に住むことになるワンちゃんとの相性を考えて決めることが大切です。

まず、オスはメスよりも勇敢で活発なので一緒にたくさん遊びたいという人は男の子が良いでしょう。

ただ、オスの場合は意外にメスよりも甘えん坊な性質があるので、割とべったりとくっついてくるかもしれません。

また、オスはメスよりも元気ですが落ち着きがありません。警戒心や縄張り意識も強いので、多頭飼いするときには注意が必要です。

一方のメス犬はオスよりも独立心が強く自立した子が多いので、さほど手がかからないでしょう。

オスと比べると穏やかで落ち着きもあるので、愛犬とまったりした時間を過ごしたいという場合には女の子の方が適しています。

 

ヘアー・種類別にも性格が違うんです!

ダックスフントは性別でも多少性格が異なりますが、実はヘアーのタイプによっても性格が少し違うのです。

これは交配した犬の性格が反映されているからだと言われています。

 

スムースヘアーダックスフントの性格

スムースヘアーダックスフントは最も昔から存在するタイプで、いわばダックスフントのスタンダードタイプです。

もともと活発で好奇心旺盛な性格をしていましたが、小型化される過程で次第にその性質が強まっているので、気が強く吠えやすい子が多いとされています。

気性も荒く頑固な子も多いので、迎える際には注意が必要です。

とはいえスムースヘアーダックスフントは先祖の血を濃く引いているので、活発で明るい子が多いので、一緒にエネルギッシュに走り回って遊んで一緒に楽しめます。

高齢の方が飼う場合にはあまり向かないかもしれませんが、育ち盛りのお子さんとは兄弟のような良い関係が築けるはずです。

家族や先住犬の性格をよく把握した上で、実際にわんちゃんを見せてもらって合うかどうかを判断して選ぶようにしましょう。

 

ロングヘアーダックスフントの性格

ロングヘアーダックスフントは、スパニエル種の長毛種と交配して作られたタイプなので、毛がふさふさと長いのが特徴です。

スパニエル種は穏やかな性格で買いやすく、明るいわんちゃんなので、このタイプのダックスフントもこの素質を継いでいます。

ダックスフントの中では珍しく温厚で人懐こくユーモラスな性格をしているので、比較的どんなワンちゃんとも仲良く接することができるでしょう。

すでに自宅に犬がいて新しい家族としてダックスフントを迎える場合には相性が気になるかもしれませんが、そのような時にはロングヘアーの子を選んでみるのもいいかもしれません。

お散歩の時にも他のわんちゃんに警戒心丸出しで吠えかかったりもしにくいので、比較的飼いやすいでしょう。

ただ、毛が長いので手入れはしっかりと行う必要があります。

 

ワイヤーヘアーダックスフントの性格

ワイヤーヘアーダックスフントはピンシャー種との交配によって作られたダックスフントです。

ドーベルマンを小型化したような風貌が特徴的ですが、独立心の強いピンシャーの血を引いているので、警戒心が強く繊細な心を持っています。

神経質なので周囲の音や環境にも敏感に反応し、吠えてしまったり攻撃的になってしまったりするデリケートな子が多いので注意が必要です。

多頭飼いをする時にも一緒に住む子との相性をよく考えないと喧嘩が絶えない状態になってしまいます。

番犬のような素質を持っている犬ではありますが、他のタイプのダックスフントよりも飼いにくいと感じることもあるでしょう。

他の家の人や犬、車などが通るたびに吠えてしまうこともいるので、子犬から飼う場合は小さい頃から周りに慣れさせておきましょう。

 

ダックスフントは抜け毛の多いわんちゃんです

ダックスフントは基本的に抜け毛が多い犬種とされているので、ケアには十分気を配りましょう。

 

季節の変わり目は特に抜け毛が目立ちます

犬の毛の生え方には2つの種類があります。

シングルコートは毛が1層だけの犬で、毛によって体を温めなくてもやっていける温暖な気候で生まれた犬に多いです。

対してダブルコートは、寒冷地でも体調を崩すことなくやっていくためにオーバーコートとアンダーコートという2層の毛が生えるのが特徴です。

シングルコートの子は毛が生え変わることもないので抜けにくいですが、ダブルコートの子はそうもいきません。

季節の変わり目には、その後の季節に対応するために毛が生え代わります。これは換毛期と呼ばれ、春と秋の2回やってくるので、この時期には毛がごっそりと抜けるのです。

ダックスフントはダブルコートなので、毛が抜けやすく、換毛期には特に注意しなければなりません。

 

抜け毛ケアに慣らしておく必要があります

換毛期などの抜け毛のケアはその都度サロンに行っていては費用がかさんでしまいますから、できるだけ自宅でケアしてあげることが大切です。

自宅でのケアはブラッシングやシャンプーなどがありますが、これらは犬にとっては負担となることもあり、警戒心の強い子は嫌がってしまいます。

わんちゃんの毛のケアをしっかりするためには、ブラシやシャンプーなどの少しずつ慣れさせて嫌がらないようにしておくことが大切です。

そうすることで日々のケアも格段に楽になりますし、飼い主さんの負担も減るでしょう。

ダックスは換毛期になると毎日数回はブラッシングをしないと毛玉ができてしまうこともあるので、ケアは徹底しましょう。

 

おうちシャンプーでOKです!

ダックスフントの抜け毛ケアとしてはブラッシングも重要ですが、定期的なシャンプーも有効です。

換毛期には1日1〜数回のブラッシングをしてあげる必要がありますが、シャンプーを月に1〜2回すると抜け毛を効率的に落とすことができます。

シャンプーを行う際にはまずブラッシングをしてある程度の毛を落としてから行うと効果的です。

人間用のシャンプーでは地肌への負担が大きいので、ペットショップなどで犬用のシャンプーを買ってきましょう。

わんちゃんの体を優しく洗ってあげたら、最後にしっかり乾かすことも大切です。

定期的にシャンプーをすることで、健康で美しい被毛を保つことができます。

 

ダックスフントの表情で性格を知ろう!

ダックスフントは活発で明るい性格をしているので、愛情を注いであげればいろいろな表情を見せて楽しませてくれます。

 

表情が豊かで感情を読み取りやすい犬です

「犬に表情なんてあるの?」なんて思っている人もいるかもしれませんが、毎日しっかり観察して開ければ次第にわんちゃんの表情から気持ちを読み取ることができるようになります。

犬はボディランゲージによって気持ちを表現してくれますが、ダックスはそれがわかりやすい犬種です。

他の人にわからなくても、いつも一緒にいる飼い主さんにはそれが次第にわかるようになるでしょう。

 

こんな表情はこんなことを考えているのかも!

愛犬の表情から気持ちを知るのはさほど難しいことではありません。

例えば耳の付け根を後ろに下げて口角を上げ、舌を出して目を細め、にっこりしているならわんちゃんはしあわせを感じているということです。

また人のように首をかしげる時は、聞きなれない音を聞くなどして不思議」に思っています。

愛くるしい目で見つめられるとメロメロになってしまう人もいるかもしれませんが、犬の上目遣いは甘えたいと思っていたり退屈だったり、すねていたりする時に見られるものです。

また犬があくびをしたら、それは眠いというだけではなく「もう怒らないで」という気持ちを抱いている場合もあります。

 

まとめ

今回はダックスフントの性格について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

ダックスフントは独特の体型をしている可愛らしいワンちゃんで、好奇心も旺盛で活発なのでそこに惹かれるという人もいるかもしれません。

しかし猟犬だった時の名残で警戒心が強かったり、気が強かったりする面もあるので注意が必要です。

すでに家に犬がいて新たにダックスフントを迎える場合、また反対に先住犬としてダックスフントがいて新たな犬を迎える際には、相性についてしっかり考えてあげることが大切です。

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