防災コラム:災害時に役立つ!社会化としつけについてご紹介 防災コラム:災害時に役立つ!社会化としつけについてご紹介

犬と防災

防災コラム:災害時に役立つ!社会化としつけについてご紹介

突然の災害は、人にも動物にも大きなストレスを与えます。
社会性を身につけ、他人に友好的に接することができれば、人もわんちゃんも避難生活での
ストレスが軽減されます。


「社会化」とは、人や他の動物、さまざまなものや環境に慣らしていくことをいいます。
一般にわんちゃんは、生後3週から16週までが「社会化期」と呼ばれ、さまざまなことを受けいれやすい時期とされています。

よく社会化された子犬は、些細なことに動じない、落ち着いたわんちゃんに成長し、人間社会に適応しやすくなります。
また、わんちゃんを預ける場合や迷子になって保護された場合でも扱いやすくなり、
避難所でのトラブル回避にも繋がるため、いざという時のために社会化は欠かせません。

そこで今回は、社会化としつけの5つのポイントをご紹介します!

人や動物に慣らしておく

子犬の頃から、なるべく多くの人や動物に接するように意識してみてください。
怖がる場合は、積極的に触れ合うことよりも、平常心でいられることを目標に!

しつこくしないことがポイントですので、無理強いはせず優しく声をかけたり
なるべく首から上(頭部)触ったり、わんちゃんの好きなおやつやおもちゃなどを使って、
時間をかけて慣らしましょう。

子犬の集団心理を利用するのも効果的

人に対してシャイな子犬は、友好的な子犬のグループと一緒にしておくと、
良い影響を受け、徐々に人に対して近づいてくるようになることがあります。

逆に、興奮レベルが高く、遊びがしつこいグループにシャイな子犬を入れると
余計萎縮してしまうこともありますので、子犬たちの様子をよく観察し、
良い影響を与えあう組み合わせを考えましょう。

手からフードを与えてみましょう

だんだん慣れてきて余裕があれば、
食器からフードをすくって人の手から子犬に食べさせましょう。

人の手に対して良い印象を与えると、早く人に慣れてくれます。
また、将来的に、食べ物を守るための攻撃性が出にくくなるという効果もあります。

音や物に慣らしておく

聞き慣れない音やいつもと違う物に囲まれることは、わんちゃんにとって大きなストレスになります。
日頃から様々な環境を体験させることで、環境の変化によるストレスを軽減させることができます。
例:散歩コースを変える、旅行やキャンプに行くなど

ケージに慣らしておく

ケージやキャリーバッグは、動物病院に行く時だけでなく、日頃から扉を開けた状態で部屋に置いておきましょう。
愛犬がくつろいだり眠ったりする「安心できる場所」として慣れさせるようにします。
そうすることで、避難時に速やかに連れ出せ、ケージの中で過ごす時間が長くなる避難生活でも愛犬のストレス軽減に繋がります。

慣らす方法

  • 普段から休めるスペースとして開放しておく
  • 中でリラックスしているのを見つけたらほめる
  • 中でおやつやフードを与えるなど良い印象をもたせる
  • 動物病院に行く手段や閉じ込められる場所など、悪い印象に結びつかないようにする

むやみに吠えないようにしておく

普段はおとなしいわんちゃんでも、避難場所の慣れない環境によるストレスで鳴いたり吠えることがあります。
迷惑にならないようにむやみに吠えないようしつけておき、ストレスを和らげるために、愛犬が吠える原因を知り、対策を考えておきましょう。

要求によるもの

日頃から、犬が吠えた時に要求をかなえたり関心を向けていると、
わんちゃんは要求が通るまで吠え続けるようになります。

要求吠えのときは、
犬に関心を示さず無視をして、静かにしていたらほめて要求を叶えましょう。

食べ物や飲み物がない、散歩に行きたいなど本来満たすべき要求もありますが、
避難所では吠えて迷惑になっているわんちゃんをそのままにすることはできません。

体が痛い、具合が悪いなど体調不良をうったえている場合もあるので、
よく観察して、わんちゃんが吠える原因と対策を考えましょう。

恐怖や不安によるもの

社会化が不十分だと見慣れない人や物に恐怖を感じたり、常に飼い主がそばにいる生活では
飼い主と離れただけで強い不安(分離不安)を感じて鳴いたり吠えたりすることがあります。

適切な社会的経験(人や動物、音や物に慣らす)を積ませ、安心できる場所を作って
ペットだけで過ごす時間を作ることが大切です。

>>>わんちゃんの分離不安症ついてはコチラの記事でご紹介しています。
関連記事:犬の分離不安症を知り、ストレスフリーな毎日にしてあげましょう 

体のどこでも触れるようにしておく

どこでも触れるようにしておくと、災害時の健康チェックや応急処置、病院での対応がスムーズになります。
愛犬の横に座り、優しく声をかけながら全身を触ってみましょう。

足先や口元などの敏感な部分は嫌がるわんちゃんもいるので、フードを使いながらゆっくり慣らしましょう。
どこでもさわれるようにしておくことで、災害時の健康チェックや応急処置、病院に行ったときなどにも役立ち、安心です。

わんちゃんの横に座り、優しく声をかけながら、全身をさわってみましょう。
なお足先、口元など、先端部分は敏感なので、嫌がる場合にはフードを使いながら慣らしていきましょう。
またわんちゃんが気持ちいいと思う場所を探してなでるのもよいでしょう。

※たたいて叱ったり、呼んで手元に来たときに叱ると、人の手を怖がるようになるので注意しましょう。

他人の手を怖がる場合

わんちゃん好きの友人などに協力してもらい、飼い主以外の他人にさわられても大丈夫なようにしておきましょう。

STEP1

おやつなどを持ち、目をあわさないようにわんちゃんと横向きに座りましょう。

STEP2

わんちゃんが近くまで来たら、手のひらを開いて、下からおやつをあげましょう。

STEP3

食べられるようになってきたら、反対側の手で、やさしくわんちゃんに触りましょう。

しつけておきたい「マテ」と「オイデ」

しつけの中で、「マテ(制止)」と「オイデ(呼び戻し)」は特に重要です。
これらを習得することで、社会に受け入れられやすくなるほか、交通事故や逸走防止、災害時にも役立ちます。

まとめ

避難生活で他人に迷惑をかけないようにし、愛犬をストレスから守るためにも社会化は必要です。
愛犬のペースに合わせて、身につけられるように意識してしつけを行ってみてくださいね♪

>>>地震時の準備と対策についてはコチラの記事でご紹介しています。
関連記事:愛犬を地震から守りたい!今からできる準備と対策

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