犬にブルーベリーを与えても大丈夫?その栄養・効果・注意点は? 犬にブルーベリーを与えても大丈夫?その栄養・効果・注意点は?

犬の食事・ドッグフード

犬にブルーベリーを与えても大丈夫?その栄養・効果・注意点は?

私たち人間にとって目の疲れや視力回復などに良いと人気のブルーベリー。しかし、犬にブルーベリーを与えても大丈夫なのか気になるところですよね。そこで今回は、ブルーベリーの栄養や犬の身体への健康効果など飼い主さんが気になる点についてご説明します。

愛犬はブルーベリーを食べられるの?

犬はブルーベリーを食べても大丈夫!

ブルーベリーは愛犬が生で食べても問題ないとされている果物のひとつです。今のところ中毒症状の報告はないので、適量を守れば大丈夫です。

ブルーベリーにはビタミンC、ビタミンEなどの栄養が豊富に含まれていることや、100gあたり49kcal程度と低カロリーな果物でもあるため、免疫力向上や老化防止のためにおやつとして少量をあげるのにおすすめです。

ブドウと同じようなブルーベリーでは中毒になる恐れはないの?

犬がぶどうを食べてしまうと、嘔吐、下痢、食欲不振などの中毒症状が現れるとされています。そのぶどうに似ているブルーベリーですが、ぶどうはブドウ科ブドウ属に分類されるのに対してブルーベリーはツツジ科スノキ属に分類され、ぶどうとは全く異なる植物のため、ブルーベリーによって中毒を起こす恐れはないとされています。

ブルーベリーで健康維持!?体にもたらす効果

ブルーベリーには食物繊維、ミネラル、アントシアニン、ビタミンC、ビタミンEなどさまざまな栄養素が含まれています。また、86%が水分なことからあまりお水を飲まない子や食欲のないときの水分補給としても役立つでしょう。

次の項目では、ブルーベリーに含まれる栄養が犬の体にもたらす効果についてご紹介いたします。

目の疲れや回復効果

ブルーベリーには「アントシアニン」と言うポリフェノールが含まれています。
この成分が、目の疲労回復や視力回復などの目の健康維持に期待ができるとされていますが、犬にとっても働くのかは、まだ確証されていません。

また、抗酸化作用や免疫力向上の効果が期待できます。
その他にも、ブルーベリーに含まれているルテインとロドプシンという成分が目の働きをサポートし、一部の白内障の病気予防に関連性があるとも言われています。

腸内環境の改善

ブルーベリーは食物繊維が豊富に含まれています。
食物繊維によって、腸内環境の改善が期待できることから、腸内環境の活性化、栄養の吸収率、大腸がんなどの腸の病気予防などの健康に繋がります。

しかし、食物繊維は与える量によっては下痢などの体調不良を起こしてしまう栄養素でもあるので注意が必要です。

老化予防・エイジングケア

ブルーベリーに豊富に含まれているビタミンCやビタミンEには、抗酸化作用があるので、老化防止の期待ができます。

また、先述したルテインには、目の働きをサポートする他にも、皮膚の弾力や水分量、脂質量などの増加などエイジングケアに役立つ働きもあります。

ブルーベリーの適切な摂取量は?正しい与え方を知ろう

愛犬が1日に食べても大丈夫なブルーベリーの量は?

ブルーベリーは、100gあたり約49kcalとされています。そのため、下記が1日に食べてもいいブルーベリーの目安量です。

  • 体重3kgの場合7粒程度
  • 体重10kgの場合19粒程度
  • 体重20kgの場合30粒程度

しかし、これはあくまでも目安なので、愛犬の体型や年齢、体調によって調整してあげましょう。
また、いくらカロリーが低く栄養価が高いとはいえ、与えすぎてしまうと肥満の原因や下痢などの体調不良を起こしてしいます。そうならないためにもきちんと与える量を確認しましょう。

愛犬に与えるときはブルーベリーの皮は剥いてあげよう

愛犬にブルーベリーを与える際は、しっかりと洗い皮を剥いてあげましょう。
ブルーベリーの皮の部分は栄養が豊富に含まれていますが、消化しにくい部分でもあります。また、農薬がついている可能性も十分に考えられるため、愛犬に与える場合は避けた方がいいでしょう。

冷凍ブルーベリーやブルーベリージャムは愛犬が食べても大丈夫?

冷凍ブルーベリーを与えることは問題ありませんが、お店で購入する際は、砂糖や添加物が使用されていない、原材料がブルーベリーのみの物にしましょう。
また、夏季の暑い時期におやつとして凍らせたまま与える際は、お腹が冷えてしまわないよう適量にしましょう。

市販のブルーベリージャムは多くの糖分が使用されている為、肥満や犬の健康に悪影響を及ぼしてしまう可能性があるため避けましょう。ドライブルーベリーも同様に、砂糖が使用されているものは避けましょう。

愛犬にブルーベリーを与える際の注意点は?

ブルーベリーのアレルギーを持っている犬もいる!

アレルギーを持っている場合もあります。アレルギーを引き起こしてしまうと下痢、嘔吐、痒みや充血などの症状が表れます。もし愛犬に、アレルギー症状が出てしまった場合は、早めにかかりつけの動物病院に連絡しましょう。

また、初めてブルーベリーを与える際は、少量からスタートし愛犬の体調など様子を確認しましょう。

ブルーベリーを上手に取り入れて健康維持!

ブルーベリーが身体に与える影響や注意点などについてご紹介いたしました。
ブルーベリーの栄養(成分)が、犬の健康に期待できるとされ最近では、犬用のサプリメントが販売されています。しかし、いつものドッグフードは、総合栄養食として十分な栄養素を取り入れることが出来るため、おやつやご褒美感覚として適量を取り入れ、愛犬の健康維持に役立ててあげましょう!

その際、無糖のヨーグルトに栄養豊富なブルーベリーをトッピングしてあげたり、手作りおやつを作ってあげたりなど、愛犬と一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?

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