ドッグフードでパサパサな毛は改善できる?毛艶を良くするフードとは ドッグフードでパサパサな毛は改善できる?毛艶を良くするフードとは

犬の食事・ドッグフード

ドッグフードでパサパサな毛は改善できる?毛艶を良くするフードとは

健康な愛犬の毛質が見る見る悪くなってしまった、愛犬のパサついた毛艶を改善したい。
そんな愛犬の被毛のことでお悩みのとき、飼い主様はまず愛犬に与えるドッグフードを見直すことが必要です。
「ドッグフードでパサパサな毛は改善できるの?」と意外に思われるかも知れませんが、ドッグフードは毛艶を改善する重要な改善ポイントです。
ここでは、愛犬の毛艶を改善するドッグフードについて詳しくご紹介していきますので、ぜひご覧くださいね。

 

ドッグフードでそもそも毛艶は改善できるのか

愛犬の毛艶が悪くなってしまった原因が病気ではない場合、健康な愛犬の毛艶が悪くなる原因のほとんどが愛犬の主食であるドッグフードが原因とされます。
現在、愛犬が食べているドッグフードを見直してあげることで愛犬の被毛の質を変えることができるでしょう。では気になるフードの改善ポイントからみていきましょう。

 

フードに含まれる成分によって毛艶は改善できます

愛犬の毛艶が悪くなったと感じたら改善のサインです。
飼い主様は現在使っているフードの3つの成分をここで見直してみましょう。

・高品質な動物性たんぱく質であるか
・良質な脂質が豊富に含まれているか
・無添加のものであるか

愛犬の毛艶改善には、高品質の動物性たんぱく質と良質な脂肪分を摂取して愛犬の体内でしっかりと吸収されることが必要とされます。
しかし、ここで無添加というポイントは欠かせません。無添加という犬の体内に不要な成分を含まないことが取り込んだ栄養成分の吸収を妨げない重要なポイントです。
愛犬の毛艶が悪くなって来たと感じたとき、飼い主様はまず上記の3つの成分を見直して改善してみましょう。

愛犬の毛艶の改善に効果的な成分

毛艶を改善するためのドッグフードを選ぶためには、まず飼い主様が毛艶を改善する成分の役割を知る必要があります。

ここでドッグフードに含まれている毛艶を改善する効果的な成分いて詳しく説明していきます。

高たんぱく質のものを選ぶと良いでしょう

愛犬の体内面積に対する皮膚の割合は愛犬の体重の約15%~20%という高い割合を占めています。
高い割合を持つ愛犬の皮膚のターンオーバーは、約21日という短い周期で行われています。
一方、全身の被毛の場合は、春と秋の毛が多く抜け変わる「換毛期」の他に、一定の周期で被毛の発育と脱毛を繰り返す「毛周期」があります。
この毛周期は犬種によって個体差が現れます。この皮膚や被毛の働きを良くするために欠かせない栄養素が「たんぱく質」です。
たんぱく質は愛犬の体や臓器、皮膚や毛艶の大半を作る重要な栄養素とされます。
「たんぱく質」とは20種類のアミノ酸から構成された栄養素で、愛犬の皮膚や被毛を作るケラチンを生成する役割や活動のエネルギーにもなる、愛犬の健康に欠かせない存在です。
愛犬はたんぱく質に含まれる必須アミノ酸10種を自身の体内で作ることが出来ますが、ドッグフードなどの食べ物からしか吸収できない必須アミノ酸10種もあります。
つまり愛犬達は体内で作ることが出来ないたんぱく質の成分を補うために、高たんぱく質のドッグフードを食べているということです。

植物性たんぱく質よりも動物性たんぱく質がオススメ

愛犬達は本来、肉食寄りの雑食動物です。
本的に必要としている「たんぱく質」は穀物類から作られる植物性たんぱく質より、ラム肉やチキンの肉類から作られる動物性たんぱく質です。
トウモロコシや小麦粉などは植物性たんぱく質が豊富に含んでいますが、穀物類は犬の体内で上手く吸収されずアレルギーを引き起こしやすい食材です。
この点、動物性たんぱく質が豊富に含まれるラム肉やチキンなどの肉類は、元々が肉食よりの雑食動物である犬の消化器官が吸収しやすい食材です。
飼い主様が愛犬の毛艶を改善したいなら、主原料に肉類が多く使われたドッグフードを選ぶことが重要です。
主原料の見方:原材料で記載されている1番目~3番目が主原料とされます。
また3番目以内の主原料にトウモロコシ、小麦粉などの穀物が記載されているドッグフードは穀物の使用量が多いので注意してください。

 

つやつや・ふわふわの被毛をゲット!毛艶に欠かせない良質な脂質

飼い主様が愛犬につやつやな毛艶や、ふわふわの被毛を求めるならドッグフードに含まれている良質な脂質を見逃してはいけません。
良質な脂質は以下のものが挙げられます。

・亜麻仁油
・ビール酵母
・サーモンオイル
・オメガ3脂肪酸(紫蘇油・エゴマ油・イワシ・サンマ油等)

良質な脂質は、毛先まで艶を出してくれる被毛の艶出し効果に役立ちます。
脂質の摂り過ぎは肥満に成りがちですが愛犬の体に見合った脂質を与えることで、愛犬の被毛に美しい艶を作り出すことが出来ます。

 

フードに含まれるたんぱく質と脂質以外の有効な成分や食材はある?

ドッグフードに含まれる、たんぱく質や脂質以外にも毛艶改善に有効成分や食材は勿論あります。
その成分とは、オメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸。魚類に多く含まれるDHA、EPAなどです。
特に魚類に多く含まれているDHA、EPAの成分の効果は血行促進、アレルギー予防などの効果があり、皮膚トラブルが起きやすい愛犬におすすめしたい成分です。
油脂成分であるオメガ3脂肪酸やオメガ6脂肪酸は、抗炎症作用や動脈硬化予防、血中の悪玉コレステロールの低下に役立ち皮膚や毛艶を綺麗に保ってくれる働きがあるのでドッグフードの成分に含まれていたら毛艶の改善により効果的な成分と言えます。

また被毛の質の改善が見込めるドッグフードに含まれていると嬉しい食材は、牛肉の1.7倍のたんぱく質を持つ鹿肉や、消化吸収が良く愛犬の代謝を上げる鶏肉のささみ、腸内環境を整え愛犬を健康体に導く乳酸菌なども愛犬の毛艶を改善してくれる食材に挙げられます。

より良い毛艶を保つために

愛犬と一緒にいる時間で、より良い毛艶を保つために飼い主が出来ることはないの?そう悩まれる飼い主様も少なくありません。
ここではそんな飼い主様の悩みを解決できる、自宅でより良い毛艶を保つための2つの方法をご紹介します。
ぜひ愛犬の毛艶の改善に役立ててみてくださいね。

 

新陳代謝に合わせて高たんぱく質なフードを最低1ヶ月は与え続けましょう

毛艶を改善するドッグフードの効果は少しずつ現れます。
愛犬の新陳代謝に合わせて高たんぱく質のドッグフードを最低でも1ヶ月は与え続けましょう。
また、1ヶ月を目安に毛艶を改善するドッグフードの効果を確認してみます。
携帯などで改善前の愛犬の毛の写真で残しておくとよいでしょう。
愛犬を毎日見ている飼い主様は分かり難い場合があるので、残しておいた写真と愛犬の1か月後の毛艶を比較してみて、どれほど改善出来ているか確認してみると良いでしょう。

 

ブラッシングで毛流れを整え血行促進を促してあげましょう

高たんぱく質のドッグフードを愛犬に与え内側からの改善も重要ですが、ブラッシングで毛の流れを整えながら、古い角質や毛を新しいものと入れ替えてあげる外側からの手助けも重要な改善です。
ブラッシングによる皮膚への刺激は血行を促進し、新しい被毛を成長させると同時に艶のある被毛を作ることが出来ます。

まとめ

愛犬の毛艶の改善は内側と外側の両方から行うことが大切です。
ここで、被毛改善に効果的なドッグフードを選ぶときの重要なポイントをまとめます。

・無添加・高たんぱく質のものを選ぶ
・動物性たんぱく質がおすすめ
・良質な脂質が含まれているものを選ぶ
・DHA、EPAなどの被毛改善の有効成分や食材が多いものを選ぶ

毛艶改善に効果的なドッグフードを選ぶときは以上の4つを参考にして愛犬の新陳代謝に合わせたフードを選び、最低1ヶ月は与え続けてみましょう。
続けたあとは写真などで毛艶を改善が出来ているかを比較して確認すると分かりやすいです。
改善の効果が現れるのは勿論、個体差もあります。
基本的に毛艶を改善するドッグフードの効果は少しずつ現れますので、飼い主様は焦らずゆっくりと愛犬の被毛の改善を続けて行くことが大切です。

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