犬はみかんを食べても大丈夫?外皮や薄皮は?与え方や注意点について 犬はみかんを食べても大丈夫?外皮や薄皮は?与え方や注意点について

犬の食事・ドッグフード

犬はみかんを食べても大丈夫?外皮や薄皮は?与え方や注意点について

玉ねぎやブドウ、チョコレートなど私たち人間が普段口にしているものでも、犬にとっては害のある食べ物はいくつか存在します。ですが、人が食事をしていると物欲しそうにこちらを見つめてくることってありますよね。果物の皮を剥いていると近づいてくるわんちゃんもいるのではないでしょうか。

この記事では、果物の中でも手軽に手に入る「みかん」について、愛犬に与えてもいいのかといった情報をお伝えします。

 

犬はみかんを食べられるの?

自分も食べながら、愛犬におすそわけしたくなるみかん。犬が食べても問題ないのでしょうか。

 

犬はみかんを食べても大丈夫!

与えて大丈夫です!スーパーで人間用に売られているみかんも与えて問題ありません。

みかんは水分量が多くビタミンも豊富で、わんちゃんにとって良い効果をもたらす成分も多く含まれています。適量を正しい方法であげれば体調を崩すことはないでしょう。与え方と注意点は後述します。

 

みかんを食べることで得られる栄養素

みかんを食べることでビタミンCをはじめとする栄養素を補給でき、健康増進につながる可能性があります。具体的にどのような栄養素が得られて、どのような効果が期待できるのかみていきましょう。

 

クエン酸

みかんの酸味のもとであるクエン酸には、疲労回復効果が期待できます。それは人間だけではなく犬も同様です。

また、クエン酸にはミネラルの吸収を助ける働きがあり、夏場の熱中症対策にも役立ちます。みかんは水分も豊富なので、水分を補給しつつ体内のミネラルバランスを調節することも可能です。

カリウム

みかんにはカリウムという成分も多く含まれます。カリウムには体内に増え過ぎたナトリウムを排出する働きがあります。ナトリウムが増え過ぎると血圧が上昇してしまうため、ワンちゃんの健康維持にカリウムは欠かせません。

ほかにも、神経機能を調整する、体の水分量を調節するといった作用もあります。しょっぱいものを多く食べたり、海で遊んだりした後、積極的に愛犬に摂取させたい栄養成分です。

ビタミンC

抗酸化作用のあるビタミンCも、みかんには豊富に含まれています。可食部100gあたり35mg程度のビタミンCを含んでおり、免疫機能の改善や感染症の予防、ストレスの軽減にも役立ちます。

人間とは違い、犬は体内でビタミンCを生成できるので、本来、食べ物で補給する必要はありません。ビタミンCは水溶性ビタミンなので、過剰に摂取された分は尿とともに排出されます。

ただ、加齢とともにビタミンを生成する力は落ちるとされています。また、夏はビタミンCが不足しがちなので、老犬が夏場を乗り切れるように与えるのもよいでしょう。

ペクチン

ペクチンは水溶性の食物繊維の一種です。ワンちゃんの便通を改善し、お腹の調子を整える効果が期待できます。ほかにもコレステロール値を下げる、ナトリウムの排出を促進するといった効果も望めます。

ペクチンはみかんの薄皮に多く含まれる成分ですが、ワンちゃんは消化しにくいため、果肉以外は与えないように注意しましょう。

β−クリプトキサンチン

β−クリプトキサンチンは、みかんのオレンジ色のもとになっている色素のこと。天然のβ-カロテンの仲間(カロテノイド)で、ビタミンAに変換されて、抗酸化作用を発揮するといわれています。

みかんに含まれるβ−クリプトキサンチンはオレンジの約10倍で、甘味が強いみかんほど豊富に含むという研究結果もあります。愛犬に糖度高めのみかんを与えることによって、高い抗酸化作用が期待できるかもしれません。

 

みかんの適切な与え方

ワンちゃんにみかんをあげる際は、丸ごと与えてはいけません。果肉の部分だけにしましょう。

 

消化の負担になる薄皮も剥いて与えよう

まず、外皮を剥きます。外皮には農薬やワックスなどが残っている可能性があり、中毒症状を起こす危険性があるからです。また、柑橘類の特に外皮部分にはソラレンという中毒成分が含まれており、下痢や嘔吐などの症状を引き起こす可能性もあるため与えないようにしてください。さらに果肉を包んでいる袋のような薄皮も、ワンちゃんにとっては消化しづらく胃腸に負担をかけるため、取り除きます。白いスジや種も与えないようにし、果肉のみを与えましょう。

加工されたものはNG

みかんの缶詰やジュースなら皮を剥く手間がいらないので与えたくなるかもしれません。ですが、原則として加工商品のみかんを与えるのはNGです。人工甘味料や着色料といった、犬にとっては必要のない添加物が多く含まれるからです。

シロップ漬けのみかんには、必要以上の糖分が含まれているため、カロリーオーバーになりやすいです。加工商品を与える場合は、原材料が「みかん」だけの無糖100%ジュースを選びましょう。

ただし、みかんはもともと糖分が多いので、与え過ぎないように注意してください。

 

犬にみかんを与える際の注意点まとめ

みかんを与える場合は、与え方以外にも注意すべき点があります。中にはみかんアレルギーを発症する子もいます。初めて与える際には注意深くペットの様子を観察することが大切です。

 

食べ過ぎは下痢や嘔吐、軟便の原因に

犬の健康増進にも効果的とされるみかんですが、人にとっても犬にとっても食べ過ぎはよくありません。

みかんは甘くて美味しいので、何度も欲しいとおねだりするわんちゃんもいるかもしれません。しかし、与え過ぎると肥満につながるリスクがあります。みかんは主食にならないため、あくまでも時々あげるおやつとしての位置付けがベストでしょう。

また、みかんには水分が多く含まれるため、食べ過ぎると軟便や下痢、嘔吐といった症状が出ることもあります。

くしゃみをしたらみかんの匂いが嫌いかも

ワンちゃんの中には、柑橘系の匂いが苦手でくしゃみを繰り返してしまう子もいます。みかんを近づけるとくしゃみが出るようなら、みかんの匂いが刺激になっているのかもしれません。

柑橘類の酸味は、腐敗した動物の肉の匂いを連想させるため、肉食傾向の強いワンちゃんの中には強い拒絶反応を起こす子もいます。その場合は、無理にみかんを与える必要はありません。

栄養は総合栄養食のドッグフードで十分に補えるため、与えなかったとしても健康に悪影響を及ぼすことはないからです。

アレルギー症状には要注意!

アレルギー体質のワンちゃんの場合、みかんにアレルギー反応を起こすことも考えられます。初めて与える際は、ごく少量からスタートして愛犬の体調の変化をしっかりと観察することが求められます。

食べた後に下痢や嘔吐を繰り返したり、顔や口の周りをかゆがったりする場合は、アレルギー症状が疑われます。すぐに獣医師に相談して、指示を仰ぐことをおすすめします。

 

ミカンは夏場の水分補給にぴったり!与え過ぎには注意しましょう。

犬にとってみかんは、きちんと果実のみを与えるようにすれば毒のあるものではありません。水分が豊富でクエン酸やビタミンCなどの栄養素も多く含むため、熱中症・脱水症状を起こしやすい夏場の水分補給にはもってこいです。

ただし、中には柑橘系の匂いを嫌うワンちゃんや、軟便や下痢などの体調不良を起こす子もいます。食べ過ぎが肥満につながる可能性もあるので、おやつとして適量を与えることを心がけてくださいね。

まとめ

  • 犬はみかんを食べても問題ないが、外皮や種、薄皮は取り除いて果肉のみを与える
  • 熱中症対策に役立つクエン酸を含み、水分も豊富なので夏場のおやつにぴったり
  • 缶詰やジュースのような加工品は避けて、アレルギー症状が起きてないかをチェックしながら与える

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