《犬の理学療法士 仲平佐保先生監修》 わんちゃんのこりをほぐし、動きやすい体をつくろう! 《犬の理学療法士 仲平佐保先生監修》 わんちゃんのこりをほぐし、動きやすい体をつくろう!

犬のしつけ・お手入れ

《犬の理学療法士 仲平佐保先生監修》 わんちゃんのこりをほぐし、動きやすい体をつくろう!

体の外側からのケアは、実は若いわんちゃんにも必要です。

若い時から整体やストレッチなどをする習慣がある子は、シニアになった頃の身体の動きが違うからです。
今回は筋肉をほぐし、動きやすくする体つくりについてご紹介します!

筋肉の働きについて

筋肉は収縮することができないため、よく使う筋肉は強く収縮することになり「こり」が発生してしまいます。
なるべく軽症のうちにケアすることが早期発見、早期対応となり、例えばヘルニアなどの重症になることを防ぐことにも繋がります。

わんちゃんの身体の動きをよくするマッサージ

背中&背骨の間をマッサージ

頭から背中、尻尾までをわんちゃんの身体の
カーブに合うように手のひらを密着させて一方向にやさしく撫でるようにマッサージ。

その後、親指と人差し指で棘突起間(背骨)を両側から挟むようにつまみ、
頭側から尻尾のほうに向けて、ゆっくり少しずつずらしながらこすっていきます。

背中の筋肉が硬くなると、四肢の関節にも負担が出やすくなるため、日頃から触ってあげましょう!

肩甲骨と肩甲骨の間をマッサージ

頭側から尻尾側に向けてゆっくりさするようにマッサージ。
肩の筋肉がこってしまうと、前肢の歩幅が狭くなり、その結果体全体のバランスが崩れてしまいます。

肩甲骨の可動域が広がることで、前肢をスムーズに動かすことができるようになります。

肩関節と胸の間のマッサージ

胸側の肩関節を上下にこするようにマッサージ。
指の腹か、あるいは手で包むようにして、優しく動かしましょう。

鎖骨がないわんちゃんは、ここの筋肉を常に使って
体重を支えており常に負担がかかっているところです。

マッサージのポイントについて

わんちゃんが嫌がってる時は無理に行わない
✅わんちゃんが嫌がっている箇所を無理に触らない
✅自分の手を温めてマッサージを行う
✅わんちゃんの体を傷つけないように爪を短く切っておく

まとめ

マッサージは、わんちゃんとのスキンシップの延長線上にあり、
ほんの少し意識して触るだけで、身体のケアになります。
日々の暮らしにぜひ整体やマッサージ、ストレッチを取り入れてみてください!

記事ランキング

商品ラインナップ

人気のタグ