真夏や真冬時に災害が起こり、避難所にわんちゃんと一緒に避難をした際、または家のライフラインが全て止まってしまった際は、エアコンなどが使えず熱中症や低体温症に繋がってしまう可能性があります。
そこで今回は、避難時の暑さ対策と寒さ対策についてご紹介します!
暑さ対策について
タオルやバスタオルを濡らして、体を冷やす
タオルで覆う場所は、耳・ソケイ部・首など、大きな血管が皮膚の近くを通っているところがおすすめです。
効率よく体温を下げることができます。
タオルを濡らす水は、ペットボトルなどを凍らせておいて溶けだしたものを使うのがおすすめです◎
窓を開けて、風通しをよくしましょう
わんちゃんが苦手な湿気を飛ばすためにも風を送ったり、床との間に隙間を作るなどして風の通り道を作りましょう。
霧吹きで体を濡らして上げる
大きめのタオルを水で濡らして体にかけてあげる方法もおすすめです◎
クールマットを使う
折りたためて持ち運びに便利なものや、汚れても水洗いできるものを備えておきましょう。
保冷剤入りのバンダナで巻く
耳・ソケイ部・首など、大きな血管が皮膚の近くを通っているところを冷やしてあげましょう。
寒さ対策について
ペットボトル湯たんぽ
ペットボトルにお湯を入れ、タオルを巻くことで簡易的な湯たんぽになります。
使い捨てカイロを使用
冬場の災害時、停電した自宅や冷え込む避難所などではカイロは必需品です!
また10時間以上も暖かさが持続するため、いくつか準備しておけば安心です。
ケージの天井や側面を覆う
冷気が入りにくくなり、暖かい空気を閉じ込めて保温効果を高めることができます。
ケージ内の熱が逃げないよう毛布など温かい防寒具で覆ってあげましょう。
段ボール、発泡スチロール
段ボールは空気層が多く含まれているため、熱を伝えにくい素材です。
そのため防寒対策に役立ちます!
>>熱中症や低体温症など災害時の応急処置に関してはこちらの記事でご紹介しています!
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まとめ
真夏や真冬の災害時に、ライフラインがストップした際はわんちゃんにとっても過酷な避難生活となります。
少しでも緩和するためにも暑さ、寒さへの対策と備えをしっかりしておきましょう!