【専門家監修】犬と一緒に寝るのはOK?メリット・注意点と安眠のための対策を徹底解説 【専門家監修】犬と一緒に寝るのはOK?メリット・注意点と安眠のための対策を徹底解説

犬のしつけ・お手入れ

【専門家監修】犬と一緒に寝るのはOK?メリット・注意点と安眠のための対策を徹底解説

愛犬と一緒に同じ布団で眠る時間は、飼い主にとって最高に幸せなひとときですよね。

しかし、わんちゃんと一緒に寝る際には、いくつか気をつけておきたい大切なポイントがあります。

この記事では、犬と一緒に寝ても本当に大丈夫なのかという疑問について詳しく解説します。

一緒に過ごすメリットはもちろん、見落としがちな注意点や具体的な対策についてもまとめました。

「愛犬と一緒に寝たい」と考えている飼い主さんは、ぜひ最後までチェックしてみてください。

 

犬と一緒に寝ても大丈夫?

結論からお伝えすると、犬と一緒に寝ても基本的には問題ありません

愛犬の体温を感じることで、「1人のときよりもぐっすり熟睡できる」という人は意外と多いでしょう。

飼い主さんとの信頼関係がしっかりと築けていれば、わんちゃん自身も安心して深い眠りにつくことができるはずです。

ただし、動物アレルギーを持っている人は、できるだけ犬と一緒に寝ないようにしてください。

愛犬の抜け毛や体に付着したノミ、ダニなどが原因で、アレルギー反応が出てしまう恐れがあります。

この記事で紹介するメリットや注意点を正しく理解しておけば、トラブルを防いで、安心して一緒に眠れるようになるでしょう。

 

犬と一緒に寝るメリット

愛犬と同じ寝床で眠ることには、どのような利点があるのでしょうか。

ここでは、わんちゃんと一緒に寝ることで得られる主なメリットを詳しく解説します。

 

愛犬が安心して眠れる

犬と一緒に寝る最大のメリットは、愛犬が心からリラックスして眠れるようになることです。

もともと犬は警戒心が強い生き物ですが、信頼する飼い主さんのそばにいると大きな安心感が得られます

飼い主さんの体温や規則正しい鼓動を感じることで、わんちゃんの心も落ち着くでしょう。

特に、布団には大好きな飼い主さんのにおいがついているので、犬にとってはこの上なく安眠しやすい場所といえます。

 

愛犬の変化にすぐ気づける

一緒に寝ていると、愛犬のちょっとした異変に素早く気づけるようになります。

夜中に体調が悪くなったり呼吸に変化があったりしても、隣にいれば迅速に対処して、トラブルを防げるはずです。

特にお腹を壊しやすい時期や、高齢で体調を崩しがちなわんちゃんがいる家庭では、常に見守れる環境は大きな安心感につながります。

夜中のいたずらなども未然に防げるので、お互いにとってストレスの少ない夜を過ごせるでしょう。

 

犬と一緒に寝るときの注意点

愛犬と一緒に寝るのには良い面がある一方で、いくつか気をつけておかなければいけないリスクも存在します。

ここでは、飼い主として知っておくべき4つの注意点について解説します。

 

しつけに悪影響を及ぼすことがある

愛犬と一緒に寝る習慣は、場合によってはしつけに悪影響を及ぼすことがあります。

本来、犬はリーダーと部下は離れて寝るという性質を持っています。

そのため、常に同じ寝床で寝ていると、わんちゃんが自分と飼い主さんを対等な立場だと勘違いしてしまう恐れがあるのです。

主従関係があやふやになると、指示を聞かなくなったり、勝手に毛布を独占したりしてしまうかもしれません。

わがままな行動が増える可能性があるので、良好な関係を保つためにも、飼い主さんがリーダーであるという意識をしっかりと持たせることが大切です。

 

衛生面での問題

わんちゃんと一緒に寝ることで、どうしても布団の衛生面が気になってしまうこともあるでしょう。

どんなに毎日丁寧にお手入れをしていても、わんちゃんのよだれや抜け毛で寝具が汚れてしまうことは避けられません。

もし予防を怠ってしまうと、寝床がノミやダニの温床になってしまい、アレルギーの原因になることもあります。

また、人間と動物の間で感染する「人獣共通感染症」のリスクについても、正しく知っておかなければなりません。

一緒に寝たら必ず病気になるわけではありませんが、清潔な環境を保つ努力は欠かさないようにしましょう。

 

怪我のリスク

同じ寝床で眠る際は、愛犬に怪我をさせてしまうリスクがあることも忘れてはいけません。

特に小型犬や子犬の場合、飼い主の寝返りで押しつぶされたりベッドから転落して骨折したりする事故が起こりやすいです。

また、高いベッドへの昇り降りは、わんちゃんの足腰にとって非常に大きな負担となります。

降りるときの衝撃で脱臼してしまうケースもあるので、愛犬の体のサイズに合った環境を整える必要があるでしょう。

 

分離不安症になる可能性

飼い主さんと一緒に寝るのが当たり前になると、愛犬が「分離不安症」になってしまう可能性があります。

分離不安症になると、飼い主さんが少し離れただけでパニックになったり、食欲が落ちたりすることがあります。

わんちゃんの飼い主さんに対する依存度を高めかねません

家を留守にするときなどに強いストレスを与えないように、自立心を育てることも忘れないでください。

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愛犬と一緒に寝るときのポイント

わんちゃんと一緒に寝ることには、メリットも注意点も両方存在します。

では、実際に同じ寝床で眠る際には、どのようにすればいいのでしょうか。

最後に、愛犬と安心して夜を過ごすための大切なポイントを3つ解説します。

 

愛犬を清潔に保つ

愛犬と一緒に寝たいのなら、わんちゃんを清潔に保つようにしましょう。

毎日のブラッシング定期的なシャンプーなど、こまめなお手入れを欠かしてはいけません。

また、寝床の衛生を守るために、ノミやダニの予防薬をきちんと使うことも忘れないでください。

わんちゃんを綺麗に保つことが、結果として飼い主さんの健康を守ることにもつながるのです。

 

1人で寝る習慣をつける

旅行や入院などに備えて、わんちゃんが1人で寝られる習慣もつけておくようにしましょう。

普段からケージなどで1人で寝ることに慣れていれば、ペットホテルや病院にも安心して預けることができます。

1人で寝かせるときは、飼い主さんのにおいがついたタオルを寝床に入れてあげるのがおすすめです。

大好きなにおいに包まれることで、わんちゃんも寂しさを感じずに安心して眠れるようになるでしょう。

 

環境を整える

愛犬とベッドで一緒に寝るときは、周りの環境を整えるようにしましょう。

ペット用のスロープや階段を設置してあげれば、昇り降りするときのわんちゃんの足腰への負担を大きく減らせます。

また、落下による怪我を防ぐために、ゆとりのあるサイズのベッドを選ぶのもおすすめです。

わんちゃんが怪我をしないように、安全で優しい環境をしっかりと用意してあげてください。

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愛犬と一緒に寝るときはしっかり対策をしよう

わんちゃんと一緒に寝る時間は、飼い主さんにとってかけがえのない時間です。

また、同じベッドで眠ることでわんちゃんを安心させたり、体調の変化にすぐ気づけたりすることもできます。

しかし、一緒に寝る際には、しつけへの影響や怪我のリスクといった注意点もしっかり考えなければいけません。

衛生面や分離不安症のリスクについても考慮したうえで、適切な対策をとることが大切です。

わんちゃんの体を清潔に保ち、1人で寝る習慣も大切にしながら、安全な睡眠環境を作ってあげましょう。

ルールや対策をしっかり守って、愛犬との心地よい夜を存分に楽しんでくださいね。

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この記事の監修者

  • 本村 隆典

    ドッグライフアドバイザー

    本村 隆典

    2020年よりペットフードメーカー株式会社ゆずずに勤務、2022年にドッグライフアドバイザーの資格を取得。
    わんちゃんのしつけ・健康管理などの知識を活かして飼い主さま向けの情報提供や指導に従事している。
    過去にゴールデンレトリーバーと暮らしていた経験をもとに、自社ブランドのドッグフード「このこのごはん」の大型犬向け商品「大型犬のためのこのこのごはん(2025年2月発売)」の商品開発にも携わった。
    これまでの業務経験や多くの飼い主さまと関わってきた経験をもとに、現在もペットとの豊かな暮らしを支援しています。

  • 村田 舞

    認定動物看護師

    村田 舞

    トリミングサロンで3年5ヶ月間勤務し、2023年よりペットフードメーカー株式会社ゆずずに勤務、2019年に認定動物看護師の資格を取得。
    わんちゃんのしつけ・健康管理・食事指導などの知識を活かして飼い主さま向けの情報提供や指導に従事。
    これまでの業務経験や多くの飼い主さまと関わってきた経験をもとに、現在もペットとの豊かな暮らしを支援しています。

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