人間にとっては問題のない食べ物も、犬にとっては有毒な食べ物があります。
たとえば、ネギやチョコ、ぶどうは、絶対に犬に与えてはいけません。
重篤な健康被害を引き起こす可能性があるので、飼い主さんは十分に注意する必要があります。
では、栄養素の高い「大麦」は、犬に与えてもいいのでしょうか。
この記事では、犬に大麦を与えるメリットや注意点について詳しく解説します。
愛犬の健康を願っている飼い主さんは、ぜひ最後までチェックしてみてください。
犬に大麦を与えても大丈夫!
結論から申し上げますと、犬に大麦を与えても問題ありません。
そもそも大麦は、市販のドッグフードなどにも取り入れられています。
栄養素が豊富なので、食事に取り入れれば、犬の健康をサポートすることができるでしょう。
ただし、中にはアレルギーを引き起こしてしまう犬もいます。
アレルギーを持っている犬に大麦を与えるときは、十分に注意してください。
犬に大麦を与えるメリット

犬に大麦を与えると、どんな効果が期待できるのでしょうか。
ここでは、犬に大麦を与えるメリットを6つ紹介します。
便質が改善する
犬に大麦を与えると、腸内環境が整うことで、便質の改善が期待できる可能性があります。
食物繊維は「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」に分かれており、大麦はどちらも多く含んでいます。
「水溶性食物繊維」は水に溶ける性質があり、腸内の善玉菌を活性化させます。
便秘気味なときに摂取すれば、便通がよくなるでしょう。
「不溶性食物繊維」は腸内の水分を吸収し、腸内の働きを活発にさせるので、下痢気味なときに摂取すれば、便をちょうどいい硬さにしてくれます。
ただし、犬の腸の状態によっては、食物繊維を与えすぎると逆効果になる場合があるので、少量ずつ与えて様子を見るようにしましょう。
免疫力が向上する
「腸内には体の60~70%の免疫細胞が集中している」といわれています。
つまり、腸内環境が改善されることで、免疫力が向上する効果が期待できるのです。
すぐに効果があるわけではありませんが、定期的に摂取させれば、風邪やウイルスに強い体を手に入れることができるでしょう。
肥満抑制効果がある
肥満抑制効果があるのも、犬に大麦を与えるメリットのひとつです。
不溶性食物繊維は、便のかさ増しを促進させるので、満腹効果が期待できます。
また、大麦は腸に長くとどまる傾向があります。
そのため、血糖値の急激な上昇を抑えることもできるのです。
血糖値の急激な上昇を抑えることで、食後の急な空腹を防ぎ、「今さっきご飯を食べたのに、もうお腹が空いた」という状況にもなりにくくなります。
骨の強化が期待できる
大麦を食べさせると、犬の骨の強化も期待できます。
大麦には、白米と比べてカルシウムやマグネシウムといった骨の健康に必要なミネラルが多く含まれています。
チワワなど、骨が細い犬種の健康維持のため、普段の食事に栄養バランスを考慮しながら大麦を取り入れてみるのもいいでしょう。
精神が安定する
精神が安定しやすくなるのも、犬に大麦を与えるメリットです。
大麦には、神経伝達物質の調節に関わり、精神の安定をサポートするといわれるカルシウムなどのミネラルが含まれています。
大麦を食事に取り入れることで、愛犬の神経の健康維持をサポートすることができるでしょう。
老化防止効果がある
大麦には、ビタミンが豊富に含まれています。
とくに、抗酸化作用のあるビタミンEが多く含まれているので、犬の老化対策として役立つ可能性があるのです。
また、神経や皮膚を健康に保つビタミンBも多く含まれています。
犬が大麦を摂取すれば、いつまでも健やかでいることができるでしょう。
犬に大麦を与えるときの注意点
最後に、犬に大麦を与えるときの注意点を紹介します。
炊いてから与える
生の大麦は消化しにくいので、大麦は炊いてから与えましょう。
そのまま与えると、犬がお腹を壊してしまったり、食いつかなくなったりしてしまう可能性があります。
また、大麦は食物繊維が多いので、炊くときは水を多めに入れましょう。
アレルギーに気をつける
大麦はトウモロコシや小麦などに比べて、アレルギーの発症率が比較的低い食べ物だといわれています。
しかし、中には大麦でアレルギーを発症してしまう犬もいます。
初めて大麦を与えるときは、十分注意しましょう。
よく見られるアレルギーの症状は、以下の通りです。
- 下痢
- 嘔吐
- かゆみ
- 皮膚の赤み
- 目やに
これらの症状が確認できた場合は、すぐにかかりつけの動物病院に相談しましょう。
もし大麦を与えるのが不安なら、一度動物病院に相談するのもおすすめです。
犬には大麦を与えるメリットはたくさん

犬に大麦を与えるメリットはたくさんあります。
便質が改善したり、免疫力が向上したりする可能性があるので、積極的に食事に取り入れていきましょう。
しかし、少数ですが大麦でアレルギーを発症してしまう犬もいます。
初めて与えるときは、アレルギー反応がないか十分に注意してください。
栄養豊富な大麦を食事に取り入れて、愛犬の健康を守りましょう!




















