犬とフリスビーを楽しむための教え方をご紹介! 犬とフリスビーを楽しむための教え方をご紹介!

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犬とフリスビーを楽しむための教え方をご紹介!

テレビや雑誌などで、フリスビーを使って遊ぶわんちゃんを見たことがありますか?飼い主様が投げたフリスビーを、わんちゃんが走り華麗にキャッチし、飼い主様のもとへと駆け戻ってくる生き生きとした姿は、とても勇敢で頼もしく、羨ましくもありますよね。しかし、トレーニングが大変そう、我が家の子には難しそう、と諦めてしまってはいませんか?わんちゃんは皆、好奇心旺盛で遊ぶことが大好きですので、一つ一つ確実にマスターしていくことで、わんちゃんと一緒にフリスビーを楽しむことが出来ます。

ここでは、飼い主様も楽しみながら出来るフリスビーの教え方をご紹介します。

 

ゆっくりと焦らずフリスビーに慣れさせましょう!

最初はフリスビーに興味を持たせることから始めましょう!

まず、初めてフリスビーを見るわんちゃんにとっては、見たこともなければ遊び道具であることも分かりません。そのため飼い主様がいきなりフリスビーを投げても、わんちゃんは戸惑ってしまいます。中には、全く興味を示さない、フリスビーを怖がる、なんて子もいるかもしれません。最初はフリスビーにドッグフードやおやつを乗せて与えてみるなどして興味を持たせ、「フリスビー=特別な楽しいもの」という認識を持たせることから始めましょう。

柔らかいフリスビーから始めましょう!

フリスビーにも様々な種類のものがありますので、最初は柔らかくて咥えやすい、布製のものがオススメです。慣れないうちはフリスビーが体に当たってしまうこともありますが、布製だと痛くないので思い切ってトレーニングができるのもポイントです。慣れてきたら本格的なフリスビーに変更するのも良いですが、わんちゃんの体格や年齢、歯の状態など、愛犬にあったフリスビーを選んであげましょう。

足元で転がしたりしながら、だんだんフリスビーを浮かせていきましょう!

わんちゃんがフリスビーに興味を持ちだしたら、次は足元で転がしたり、飼い主さんと引っ張り合いをして遊んであげましょう。引っ張り合いをする際には、主従関係が壊れないよう、飼い主様が勝つように注意してください。また、フリスビーを転がしても追いかけなかったり、持ってきてくれなかったりしても焦りは禁物です。あくまでフリスビーは楽しい特別なものであるという認識をわんちゃんに持たせることが目的ですので、ゆっくりと慣れさせてあげましょう。

転がしたフリスビーを追いかけるようになったら、少しずつ浮かせて投げてみると良いでしょう。いきなり遠くに投げるのではなく、わんちゃんが目で追いかけやすい範囲で投げてあげることがポイントです。

慣れてきたらコマンドを使ってみましょう

フリスビーを投げるときは、「ゴー」や「行くよ」などのシンプルなコマンド(=声掛け)を必ず言いましょう。普段よく使われる「お手」や「おかわり」、「待て」などもコマンドの一種です。このコマンドがトレーニングにおいて非常に重要となります。わんちゃんも最初はコマンドの意味が分からなくても、飼い主様が繰り返し言い続けることで徐々に理解していきます。コマンドの言葉は一度使用したら、変更は絶対にしないようにしましょう。わんちゃんが混乱し、上手くいかなくなる原因となります。

飽きたときは、一旦休憩しましょう!

もし途中でわんちゃんが飽きたり、疲れた様子を見せたら、この日のトレーニングは終了です。長時間の練習は負担となり、フリスビーへの興味もだんだんと薄れてしまいます。わんちゃんの体力に合わせて行ってあげることも忘れずに。

次は投げたものを持ってきてもらうトレーニングです!

まずはボールを代用して行う

投げたフリスビーをわんちゃんが追いかけてキャッチするようになったら、飼い主さんの元へ持ってきてもらうようステップアップしてみましょう。フリスビーを使用した場合、遠くに飛んで行きがちですので、まずはボールを代用してトレーニングを行います。

最初はリードを付けたまま、近くにボールを転がします。わんちゃんが追いかけて咥えたら、少しリードを引っ張り、「カモン!」や「おいで!」などのコマンドを使い、持って来させましょう。わんちゃんがボール持ってこない場合は、おやつやドッグフードを見せ、わんちゃんの興味をこちらに向かせます。わんちゃんが戻ってきたら、咥えているボールを離してもらいます。そのときも「ドロップ」や「ちょうだい」とコマンドを必ず使用し関連付けます。離してくれたらおやつを与え、思いっきり褒めてあげましょう。

実際にフリスビーを使いながらコマンドも取り入れましょう!

わんちゃんがボールを持ってくることに慣れてきたら、今度は実際にフリスビーを使って一連の流れを行ってみましょう。

「ゴー」のコマンドでフリスビーを投げ、わんちゃんが追いかけキャッチしたら、「カモン」でこちらに呼び、「ドロップ」でフリスビーを離してもらい、最後に褒めてあげましょう。この一連の動作を全て出来るようになればトレーニング完了です。ただし、出来る日もあれば途中までしか出来ない日もありますので、飼い主様が根気よく褒めながら教えてあげることが重要となります。飼い主様が褒めてあげることで、わんちゃんにとっても「フリスビー=楽しい」と認識してくれます。

飼い主様もフリスビーの投げ方練習も忘れずに!

わんちゃんの素質以上に、投げ方は重要となります。わんちゃんがなかなか上手くフリスビーをキャッチできない場合、飼い主様の投げ方に問題がある場合があります。真っすぐ飛ばすためには、腕と手首の動きもテクニックが必要です。腕を水平に保ち、手首のスナップを効かせ回転させるイメージで飛ばします。また、フリスビーは軽く投げるだけでも遠くに飛びがちなので、小型犬の場合はあまり力を入れず、フワッと浮かせるような感覚で投げてみるといいでしょう。犬種によってキャッチしやすい距離や高さが様々ですので、その子にあった投げ方を探ってみましょう。

まとめ

フリスビーはわんちゃんや飼い主様にとって信頼関係を深める楽しいスポーツです。上達してきたら、フリスビーの大会など目標にしてみてはいかかでしょうか。大会に出場すると他の飼い主様との交流が深まったり、わんちゃん同士も触れ合えるので良い刺激になるでしょう。

しかし、実は、フリスビーはわんちゃんによって得意・不得意があります。例えばパグやペキニーズは鼻が短いのでフリスビーを咥えることが難しく、ダックスなどは腰に負担がかかりやすいので高くジャンプさせることはオススメできません。その場合は小さく柔らかいフリスビーに変えたり、フリスビーを高く飛ばすのではなく転がして遊ぶなど、それぞれのわんちゃんに合ったやり方で行ってあげましょう。飼い主様とわんちゃんが楽しく練習することが一番のコミュニケーションツールですので、時間をかけてたっぷりと教えてあげてくださいね。

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