愛犬がシニア期を迎え、ドッグフードの選び方に悩む飼い主さんも多いのではないでしょうか。
シニア犬が長く健康でいられるように、安心できる食事を与えてあげたいですよね。
この記事では、シニア犬用フードを選ぶときのポイントと、老犬・高齢犬におすすめのドッグフードをご紹介します。
愛するワンちゃんのため、ぜひ参考にしてください。
1.シニア犬用ドッグフードはいつから切り替える?
ドッグフードを成犬用からシニア犬用に切り替える時期は、犬の種類や大きさによって個体差があります。
一般的に大型犬は5歳頃から、小型・中型犬は7歳頃からシニア期に入るといわれています。
見た目には元気なワンちゃんも多いですが、身体の機能は徐々に衰えるものです。
シニアの年齢期に入ったら、愛犬の老化サインにあわせてフードを切り替えるようにしましょう。
シニア期に見られるサインには、以下のものがあります。
- 歩くスピードが遅くなる
- 寝ている時間が増える
- 呼びかけても反応が鈍くなる
- 顔まわり(目や口)に白い毛が生える
- 水分量や食欲が減る など
犬によって、体にあらわれる変化はさまざまです。
愛犬のサインに気づくためにも、飼い主さんは日頃から様子をよく見てあげましょう。
2.シニア犬用ドッグフード選びのポイント
シニア犬のドッグフードを選ぶときは、シニア期に起こりやすい身体のトラブルに配慮されているか確認することが大切です。
ここでは、シニア犬用フードを選ぶうえでチェックしたいポイントを解説します。
2-1.心臓・腎臓への負担に配慮されているか?
シニア犬になると、体内に必要な栄養素を吸収し、不要なものを排出するバランスが崩れやすくなってきます。
ドッグフードを選ぶときは、栄養成分表示の値がシニア期に適しているか確認しましょう。
栄養素の中でも、灰分に含まれるリン・ナトリウムは、過剰に摂取すると犬の心臓や腎臓に負担がかかりやすいといわれています。
灰分は、犬にとっても必要な栄養素ですが、シニア犬には含有量が少ないものを選ぶようにしましょう。
2-2.低脂肪であるか?
シニア期に入ると、成犬期と比べて運動量が減り、徐々に筋力や代謝が低下していきます。
脂肪分の高いフードを続けると、肥満や消化器官の負担につながるため、低脂肪フードに切り替えるようにしましょう。
シニア犬には、脂肪分(粗脂肪)の値が12%以下のフードがおすすめです。
また、老犬の筋力を支えるためには、タンパク質の摂取も重要になります。
肉・魚を中心とした、質の良い動物性タンパク質を与えるようにしましょう。
一方で、ハイシニアや病気持ちのワンちゃんには、低タンパクの摂取が推奨されています。
判断に迷う場合は、かかりつけ医に相談のうえ、体にあったフードを選んでくださいね。
2-3.お悩みケア成分が複数配合されているか?
シニア犬の身体に起こる多くの悩みに、関節トラブル・白内障・イボが挙げられます。
犬の身体のトラブルは、一度発症すると元には戻らないことも少なくありません。
シニア期を健康に過ごすためには、日々の食事を通じて、身体の内側から予防ケアすることがとても大切になります。
しかし、悩みごとに効果的な成分は違うため、フードやサプリメントを分けるとコストがかかり、管理も大変ですよね。
ドッグフードを選ぶときは、ひとつのフードでシニアの健康を複数サポートできるものがおすすめです。
<シニア犬の健康をサポートする成分>
効果的な成分/食材 | |
関節 | コンドロイチン、グルコサミン、オメガ3脂肪酸など |
白内障 | アントシアニン、ルテイン、アスタキサンチンなど |
イボ(皮ふ) | ハトムギ、りんごなど |
2-4.アレルギーに配慮されているか?
愛犬がアレルギー診断を受けていたり、特定のドッグフードを与えると、かゆみ・下痢嘔吐が見られたりする場合は、アレルゲンとなる原材料が使われていないか確認しましょう。
ドッグフードの中には、動物性タンパク質の代わりに、小麦・大豆・とうもろこしといった穀類が混ぜられているものもあります。
穀類は、犬がアレルギーを発症しやすい食べ物ですので、注意が必要です。
小麦アレルギーのあるワンちゃんには、大麦や玄米を使用したグルテンフリーのフードを選んであげましょう。
また、大豆アレルギーのあるワンちゃんには、黄えんどう豆を原料とするピープロテインフードがおすすめです。
2-5.国産・無添加であるか?
ドッグフードに含まれる添加物には、犬が口にするとアレルギーやがんなどを引き起こす原因となるものがあります。
そのため、フードはできるだけ無添加のものを選ぶようにしましょう。
人間向けの食品と同じ基準で製造された添加物フリーのヒューマングレードや、ローズマリーやハーブなどの天然由来添加物を使用したフードがおすすめです。
また、生産国についても確認しましょう。
海外製のドッグフードは、人気商品でも輸入までの時間・温度管理を踏まえると、品質が落ちていることも考えられます。
一方、国産のドッグフードは運搬時の負担が少なく、トラブルが起きた際のサポートも受けやすいのが利点です。
3.シニア犬におすすめのプレミアムドッグフードは『シニアのためのこのこのごはん』!
シニア犬の健康を維持するためには、安全でしっかり栄養が摂れるフードを選んであげましょう。
ここでは、老犬・高齢犬におすすめのプレミアムドッグフード『シニアのためのこのこのごはん』をご紹介します!
3-1.【おすすめポイント①】シニア犬が消化しやすい低脂肪フード
『シニアのためのこのこのごはん』は、シニア犬の健康を考え、体作りに必要な動物性タンパク質を質の良い国産肉で補っています。
主原料には鶏のささみ・鶏胸肉を使用、まぐろ肉・鶏レバーもバランス良く配合した低脂肪フードです。
3-2.【おすすめポイント②】リン・ナトリウム含有量をオフ
シニア犬の腎臓・心臓の負担を減らすため『シニアのためのこのこのごはん』は、リン・ナトリウム含有量を控えめにして作られています。
当社『このこのごはん』と対比すると、リンは約45%、ナトリウムは約58%オフとなっています。
運動量や身体の機能が衰えてくる、シニアのワンちゃんの健康を最大限考慮したフードです。
3-3.【おすすめポイント③】原材料はすべて国産の安心安全ヒューマングレード
『シニアのためのこのこのごはん』は、すべての食材が人間も食べられるヒューマングレード。
良質な肉と魚(動物性タンパク質)をメインにモリンガやりんご、かぼちゃなどの野菜・果物もたっぷりブレンドされたバランスの良いフードです。
また、アレルギーの原因になりやすい小麦・とうもろこしは使用していません。
代わりに栄養たっぷりの大麦・玄米などをフードのつなぎにしているため、犬が安心して食べることができます。
3-4.【おすすめポイント④】瞳・皮ふ・関節サポート成分配合
シニア犬の悩みに多く挙げられる、瞳・皮ふ・関節のトラブル。
『シニアのためのこのこのごはん』は、これら3つの悩み解消に効果的な成分が、バランス良く配合されています。
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また、従来の『このこのごはん』に含まれる、におい・毛並み・目元を保護する成分はそのまま。
シニア期の身体の悩みをサポートする成分がプラスされ、より機能性に特化したごはんです。
3-5.【おすすめポイント⑤】人工添加物不使用!鰹節の風味で食いつきUP
味覚や嗅覚が衰えてくるシニア犬用フードには、食いつきや味を良くするために酸化防止剤、保存料が使われることがあります。
『シニアのためのこのこのごはん』は、香料・着色料・保存料・防カビ剤・増粘剤・発色剤・酸化防止剤(BHA・BHT)といった人工添加物は使用していません。
市販のドッグフードを開封したときの独特な匂いをおさえ、原材料と鰹節のやさしい香りでシニア犬の食欲UPをはかっています。
3-6.『シニアのためのこのこのごはん』商品詳細
『シニアのためのこのこのごはん』の商品についてより詳しく知りたい方は、下記の表をご参照ください。
商品名 | 『シニアのためのこのこのごはん』 |
原材料名 | 鶏肉(ささみ、胸肉、レバー)、玄米、大麦、鰹節、ビール酵母、大麦ぬか、米油、甜菜繊維、まぐろ、エンドウ豆たんぱく、黒米、青パパイヤ末、モリンガ、昆布、ハト麦、むらさきいも、かぼちゃ、りんご、乳酸菌、豚軟骨抽出物(コンドロイチン硫酸含有)、セレン酵母、マリーゴールド(ルテイン含有)、グルコサミン、ミネラル類(貝殻未焼成カルシウム、塩化ナトリウム、塩化カリウム、グルコン酸亜鉛、ピロリン酸第二鉄、グルコン酸銅)、ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸カルシウム、塩化コリン) |
内容量 | 1kg |
カロリー | 335kcal/100g |
栄養成分表示 | たんぱく質 20.3%以上
脂質 5.6%以上 粗繊維 1.6%以下 灰分 4.8%以下 水分 10.0%以下 |
安全性 | ・香料、着色料、保存料、防カビ剤、増粘剤、発色剤、酸化防止剤(BHA・BHT)不使用
※1日に必要な量を補うため、ビタミン・ミネラルのみ合成物を使用 ・有機JAS認証の国内工場で製造 |
各種サポート成分 | ・瞳(アントシアニン、ルテイン)
・関節(コンドロイチン、グルコサミン) ・皮ふ(ハトムギ、りんご) |
国産 | ◯ |
小麦グルテンフリー | ◯ |
ヒューマングレード | ◯ |
内臓サポート | ◯ |
4.シニア犬に新しいドッグフードを与えるときの注意点
ドッグフードを新しくすると、愛犬が今までのようにご飯を食べてくれない可能性があります。
ここでは、シニア犬に新しいフードを与えるときのコツを3つご紹介します。
4-1.10日前後かけて新フードに切り替える
新しいドッグフードは、10日前後かけてゆっくり切り替えるようにしましょう。
いきなりフードを変えると、内臓に負担がかかり、食欲不振や下痢・嘔吐を引き起こしてしまいます。
まずは元のフードを9割程度、新しいフードを1割程度の比率から始め、徐々に新しいフードの量を増やしていくのがおすすめです。
<新フードへの移行例>
元のフード | 新しいフード | |
1日目 | 90% | 10% |
3日目 | 70% | 30% |
5日目 | 50% | 50% |
7日目 | 30% | 70% |
9日目 | 10% | 90% |
10日目 | 0% | 100% |
ライフステージにあわせた食事を与えることは大切ですが、老犬がご飯を食べられなくなってしまうのは良くありません。
愛犬の食いつきやお腹の状態を見ながら、柔軟に対応しましょう。
4-2.給餌量を見直す
シニア犬用フードに切り替えたら、1日の給餌量を見直すことも大切です。
ドッグフードに含まれるカロリーや栄養素は、商品によって違いがあります。
給餌量が適切でないと、体調を崩す原因になるので気をつけましょう。
はじめは、パッケージに記載されている給餌量の目安に沿って与えてください。
1週間〜1ヶ月の間に体重の増減があれば、フードの量も調節していきます。
シニア初期のワンちゃんは肥満になりやすく、さらに後期になると体重が落ちる傾向にあります。
愛犬の年齢や個体にあわせて給餌量を見直し、体重管理ができるようにしましょう。
4-3.食事回数を1日3~4回に増やす
シニア期の犬は、成犬期と比べて一度に食べられる量が減り、フードの消化吸収にも時間がかかります。
新しいフードに切り替える際は、食事回数を1日3〜4回に増やすようにしましょう。
ただし個体差もあるため、1日の給餌量が適切であれば、2〜5回と回数に幅を持たせても問題ありません。
噛む力も弱くなりますので、時間がかかるときはタイミングを見て切り上げ、シニア犬の負担を減らしてあげることも大切です。
ドライフードのほか、柔らかいウェットフードやセミモイストフードをあわせて活用してもいいでしょう。
シニア犬のドッグフードは国産無添加の『シニアのためのこのこのごはん』がおすすめ!
運動量が落ち、食欲や消化機能が衰えてくるシニア期のワンちゃん。
加齢による身体のトラブルを未然に防ぐためにも、シニア犬にとって毎日の食事から必要な栄養をしっかり補うことは非常に大切です。
『シニアのためのこのこのごはん』は、原材料はすべて人間も食べられるものを使用し、国産・添加物不使用なので、安心してシニア犬に与えることができます。
瞳・関節・皮ふの健康をサポートする成分も豊富ですので、シニア期を過ごすうえで強い味方になるフードです。
ぜひ『シニアのためのこのこのごはん』を毎日の食事に取り入れて、愛犬の健康をサポートしてあげてくださいね。
まとめ
・シニア犬用ドッグフードは、5〜7歳を目安に愛犬の変化にあわせて切り替えるようにする
・ドッグフードは、シニア期に起こりやすいトラブルに配慮されている商品を選ぶ
・シニア期の健康維持には、低脂肪フードであることが大切
・新しいドッグフードは、10日前後かけて徐々に切り替えるようにする
・ドッグフード選びに迷ったら、シニアの健康と食いつきに特化した『シニアのためのこのこのごはん』がおすすめ