「このドッグフードは本当にこの子に合ってるのかな?」と、今のフードがなくなりそうになるたびに悩んでしまう飼い主さんは多いのではないでしょうか。
はじめてワンちゃんを迎えるという方はもっと迷ってしまいますよね。
そんな飼い主さんのために、種類別ドッグフードの違い、選ぶ際の注意点、適切な与え方や食べてくれないときの対処法などをまとめました。
愛するワンちゃんのためにぜひ参考にしてください!
【種類別】ドッグフードの違い
ドッグフードは一般的に、ドライフード・セミモイストフード(ソフトドライフード)・ウェットフードの3種類に分けられます。
その大きな違いはドッグフードに含まれる水分量です。
ドライフード
ドライフードは、水分含有量10%前後の硬いドッグフードで、最もメジャーなタイプです。
ドライタイプのメリットは以下になります。
- 一般的に開封後も長持ちする
- フード自体が硬いため歯に汚れが付着しにくく、顎も丈夫になる
なお、ドライフードを与える際は、新鮮な水も一緒に用意しておきましょう。
セミモイストフード・ソフトドライフード
セミモイストフード・ソフトドライフードの水分量は約25~35%。半生ドッグフードとも呼ばれています。
それぞれの特徴は以下です。
- セミモイストフード・・・水分量が多いわりに噛み応えのあるタイプ
- ソフトドライフード・・・柔らかみのある粒状ドッグフード
2つの大きな違いは、ドッグフードの加工過程で発泡処理がされているか否かです。
ソフトドライフードは発泡処理がされているので、セミモイストフードより柔らかなものが多いです。
ウェットフード
ウェットフードは75%程度の水分を含むので、非常に柔らかいのが特徴です。
メリットとデメリットを把握して選ぶ必要があります。
◆メリット
- 香り豊かで犬の嗜好性が高い
- 栄養価が高いものが多く、病気や老衰によって食欲が低下している犬、水分をこまめに摂取できない犬におすすめ
◆デメリット
- 他のドッグフードと比較して価格が高い
- 歯に付着しやすいため、歯垢や歯石に気をつける必要がある
開封後は賞味期限が短いという特徴もあるので、1回で使い切れるサイズの缶詰やパウチタイプを選びましょう。
飼い主さんがドッグフード選びで気にしていること
株式会社オモヤがワンちゃんの飼い主さん100人に実施した独自調査を紹介します。
Q1「今のドッグフードをどこで知って購入しましたか?」
グラフからわかるように、ほとんどの方が動物病院ではなく、実店舗もしくはインターネットでドッグフードを知り、購入しています。
多くの飼い主さんが自身の判断で商品を選び、購入していることがわかりますね。
となると気になるのが判断基準です。
Q2「ドッグフードを選ぶとき何を基準に選びますか?」(複数回答可)
飼い主さんの多くが「安全性」や「栄養バランス・健康面」と愛犬のからだを気遣ってドッグフードを選んでいることがわかります。「食いつき」も、ドッグフードを十分に食べてくれないと栄養不足になってしまう、という飼い主さんの心配の表れでしょう。
一方、「価格」を気にされている方もかなり多いですね。
毎日必要なものなので価格も考えなければならないことは確かです。
けれども、わんちゃんが元気に過ごせるように、安さだけではなく、原材料や栄養素、保存料などもしっかりと確認して選ぶことが大切です。
市販のドッグフード選びで注意したい6つのポイント
多くの飼い主さんは愛犬が元気でいられることを基準にドッグフードを選んでいることがわかりました。
では、そのためにどのような点に注意してドッグフードを選ぶべきか、おさえるべき6つのポイントを解説していきます。
【ポイント1】原材料・栄養素
ドッグフードを選ぶときは、まず原材料や栄養素に着目しましょう。
日本で販売されている総合栄養食のドッグフードであれば、ペットフードの栄養や原材料などの基準を規定しているAAFCO(米国飼料検査官協会)の基準はクリア済です。
平成21年6月1日に施行されたペットフード安全法により、ドッグフードに含まれる原材料の表示が義務化されました。そのため、商品パッケージを見れば原材料が確認できるので、それを品質を見定める基準にできます。
栄養バランスや犬の消化能力を考慮すると、肉が主成分となっている動物性たんぱく質が豊富なドッグフードがおすすめです。
動物性たんぱく質は、筋肉や血液、皮膚や臓器の形成に役立つほか、ホルモンの生成や免疫力維持にも有効な栄養素です。
安価なドッグフードは穀物や大豆など、犬の消化器官に負担をかけやすい食材が主原料になっている商品がほとんどです。主原料に着目してドッグフードを選ぶことをおすすめします。
原材料は含有量が多いものから表記されているので、一番最初に書かれているものが主原料と考えてよいでしょう。
【ポイント2】保存料・添加物・危険成分の有無
ドッグフードを選ぶ際に保存料・添加物・危険成分の有無を重要視する方も多いでしょう。
これらは含まれていないに越したことはないのですが、ドッグフードの質を維持するために必要な場合もあります。
たとえば、ウェットタイプのドッグフードは酸化しやすいため、酸化防止剤を配合しないと、嘔吐や下痢などの消化器系症状を引き起こす可能性があります。
となると、気にはなるけれど酸化防止剤が含まれた商品を選ばなければとなりますが、実は酸化防止剤にもいろいろあるのです。例として、BHAという発がん性が疑われている成分を酸化防止剤として配合しているものもあれば、安全とされる天然のローズマリーから抽出された成分を酸化防止目的で使用しているものもあります。
一口に添加物と言っても、さまざまな種類があり、危険性も異なります。保存料・添加物の有無だけで判断せず、具体的にどの成分が使われていて、どのようなメリットとリスクがあるのかを知ったうえで検討することが大切です。
【ポイント3】原産国について
人が食べる食材の場合、生産国に「日本産」とあると安心して購入できるという方も多いでしょう。けれどもドッグフードに関しては一概にそうとも言い切れません。
なぜなら、一般的に原材料を中心として日本の製造基準は甘いといわれているからです。海外では使用不可の添加物が日本では使用可能になっている場合もあります。また、原材料が他国産でも、加工を日本で行っていれば日本産の表記になるということも注意すべき点です。
では、国産のものは選ばない方が良いかというとそうではありません。海外の高品質のドッグフードに劣らないドッグフードは数多くあります。添加物フリーのヒューマングレード、原材料の生産地をきちんと明記し、穀物ではなく肉を主原料としている商品もあるので、パッケージや商品のHPを確認して品質を見定めることが大切です。
また、海外のドッグフードの場合、出荷から日本国内に輸入されるまでの時間、輸送時の温度管理状況を考えると、酸化などにより品質が損なわれていることも懸念されます。
一方、国産のドッグフードなら、輸送によって引き起こされる品質低下の心配が少なく、万が一何かあった際のメーカーサポートも受けやすいのがメリットです。
原産国で判断するのではなく、あくまでも品質重視で、パッケージの原材料や成分・使用している食材などをしっかり確認したうえでドッグフードを選びましょう。
【ポイント4】アレルギーのある食材には要注意
愛犬にアレルギーがある場合は、ドッグフードの原材料に細心の注意を払いましょう。
一般的に犬は、鶏や牛などの肉類、卵、トウモロコシ・小麦を中心とした穀類、乳製品にアレルギー反応を示しやすいといわれています。
ただし、他の食材でもアレルギー反応が現れることや、添加物がアレルゲン物質となることもあります。
どんなに品質が良いドッグフードであっても、愛犬のアレルギー要因を含むものは避けなければなりません。アレルギーを持つ場合は、どのドッグフードを与えるべきか動物病院に相談しましょう。
【ポイント5】安いことを基準に決めない
ドッグフードは毎日欠かせないものなので、飼い主さんからすると安いに越したことはないでしょう。しかし、毎日の食事は愛犬の健康維持に関わります。
安いドッグフードには相応の理由があります。
たとえば、製造価格を抑えるために、本来犬に必要な肉類などの動物性たんぱく質の代わりに、犬が消化を苦手とするトウモロコシや小麦などの穀類でかさ増ししている場合があります。
また、コスト削減のために低品質の原材料を使用しているケースもあります。
たとえば「チキンミール」や「ササミパウダー」などと原材料に書かれている場合です。
ミールやパウダーとある場合、4Dミート(既に死んでいる動物肉・病気を発症している動物肉・死にかけている動物肉・障害を持った動物肉)を使用している可能性があるのです。
安いドッグフードはすべてそうとは言えませんが、商品を選ぶ際は価格だけではなく、必ず原料も確認するようにしましょう。
【ポイント6】体調・目的も考慮する
病気の有無や愛犬の体調、体型を考慮することも大切です。
健康なわんちゃんには「総合栄養食」
特に病気もなく、体型も問題ない健康なわんちゃんなら、「総合栄養食」を選びましょう。総合栄養食とは、ペットフード公正取引協議会が定めている基準をクリアしたドッグフードです。
総合栄養食と表記のあるドッグフードなら、そのフードと新鮮な水さえ摂れば、犬の体に必要となる基本的栄養素が補えるようになっています。
減量・ダイエット中のわんちゃんには「体重管理用フード」
減量・ダイエットが必要なわんちゃんの場合は、体重管理用フードがおすすめです。
体重管理用フードには2種類あり、一般的に「ダイエット用」と記載のあるものは減量目的でエネルギー量が調節されています。一方「体重維持用」とある場合は、適正体重をやや超えている、もしくは運動量が少ないわんちゃんが体重維持(肥満予防)をするためのドッグフードになります。
心臓病や腎臓病、皮膚疾患などを持つわんちゃんには「犬用療法食」
愛犬が何かしらの病気で食事制限が必要な場合は「犬用療法食」を与えましょう。ただし、獣医師に相談して指導を受けたうえで与えてください。飼い主さんの判断で与えるのは危険です。心臓病や腎臓病、皮膚疾患など病気に合わせた療法食を正しく与え、愛犬の健康状態の改善をサポートしましょう。
【ライフステージ別】ドッグフードの適切な与え方
成長段階によって体の構造・状態は異なります。そのため、ライフステージによって与えるドッグフードの種類や回数を調整する必要があります。
子犬期の与え方
- 生後2か月頃まで(犬種によって差があります)
消化器官が完全に発達していない子犬でも、消化吸収しやすい離乳食用のドッグフードを与えましょう。柔らかいウェットタイプのフードを1日4回に分けて与えます。
ウェットタイプは水分が多く傷みやすいので、1回ごとに使いきれるサイズを選ぶことをおすすめします。
通常のパピー用・子犬用とある総合栄養食のドッグフードをぬるま湯でふやかして代用するのも良いでしょう。
- 生後約3〜5か月以降
食事回数を1日3回にして、様子を見ながら徐々に子犬用のドライフードへ変更していきます。
子犬時は、成犬時と比較するとおおよそ2~3倍のエネルギー量と、骨・筋肉の形成途中には豊富なタンパク質・ミネラルも必要です。
成長が落ち着くまで、成犬用のドッグフードは与えないようにしましょう。
成犬期の与え方
成犬期にはドッグフードを1日2回に分けて与えましょう。
子犬用から成犬用ドッグフードへの切り替えは犬種や個体差(成長度合い)によって異なります。
一般的な切り替え時期の目安は下記の通りです。
- 超小型犬・・・8か月
- 小型犬・・・10か月
- 中型犬・・・12か月
- 大型犬・・・15か月
- 超大型犬・・・18~24か月
上記を目安に、体重の急激な増加や骨格形成が落ち着き、愛犬の成長が止まったと判断したら、成犬用のドッグフードに切り替えましょう。
大型犬用、小型犬用、対象犬種などがある場合は、その点も確認します。
成犬期は子犬期に比べエネルギー要求量が低下します。肥満を防ぐためにも、成長が止まったタイミングで必ず成犬用のドッグフードに切り替えるようにしましょう。
顎を鍛え、口腔内の健康を維持するためにドライフードを与えるのがおすすめです。
シニア期の与え方
シニア期の犬にとっては健康状態に合わせた食事が大切です。
- 成犬時より運動量が減っている場合
低カロリーのシニア犬用ドッグフードを1日2回与えましょう。
- 老化が進んで食べる体力がなく、一度に十分な量が食べられない場合
少ない量で必要な栄養が確保できる高カロリー食を1日3~4回に分けて与えましょう。
また、健康状態が気になる部分のケアを目的として取り入れたい栄養素は以下になります。
- 被毛や皮膚のパサつき・カサつき・・・アマニ油/EPA・DHA等のオメガ3脂肪酸/ひまわりオイル等のオメガ6脂肪酸
- 骨・関節・筋肉の衰え・・・カルシウム/グルコサミン/カルニチン/コンドロイチン酸
- 胃が弱い・・・乳酸菌
愛犬の様子を観察して、適切な栄養素が配合されたフードを選びましょう。
ただ、オメガ脂肪酸は、フードに配合されていることの多い鉄分によって壊れやすく、さらに、加熱などの製造工程で破壊されてしまうことも多いです。
そのため、オメガ脂肪酸はトッピングとしてオイルをフードにかけたり、サプリやおやつで補うことをおすすめします。
また、歯周病など歯に何かしらの問題がある場合は、ドライフードをお湯でふやかして与えることをおすすめします。
シニア犬でも、健康に問題がなく運動量が低下していなければシニア用のドッグフードにすぐに切り替える必要はありません。
オールステージ用のフードもあり
ライフステージ別の食事について紹介しましたが、全ての年齢の犬を対象としたオールステージ用のドッグフードもあります。
年齢によってフードを切り替える必要もなく、ライフステージが違うわんちゃんを複数飼っている場合にもおすすめです。
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【サイズ別】給与量の計算方法
ドッグフードのパッケージに給与量の目安が書いてあるものの、正確な量を与えたいという飼い主さんは多いでしょう。その場合は愛犬の適正量を計算してみましょう。
ドッグフードの給与量を計算する場合は、まず、安静時エネルギー必要量RER(※表1)に活動係数(※表2)をかけて、DER(1日に必要とするエネルギー量)を求めます。
DERが出たら、「DER ÷(ドッグフードの100gあたりのカロリー)× 100」 で1日に必要なドッグフード量を出すことができます。
小型犬(チワワ・トイプードル ほか)
※表1(RER)
体重(kg) | RER(安静時エネルギー必要量) |
1 | 70 |
2 | 118 |
3 | 160 |
4 | 198 |
5 | 234 |
6 | 268 |
7 | 301 |
8 | 333 |
9 | 364 |
※表2(活動係数)
成犬&老犬の場合 |
避妊手術をしていない成犬 = 1.8 |
避妊手術をしている成犬 = 1.6 |
肥満傾向の犬/高齢犬 = 1.4 |
妊娠&授乳中の成犬の場合 |
妊娠中1~4週 = 2.0 |
妊娠中5~6週 = 2.5 |
妊娠中7~8週 = 3.0 |
授乳中 = 4.0~8.0 |
成長期の子犬の場合 |
4カ月未満 = 3.0 |
4~9カ月 = 2.5 |
10~12カ月 = 2.0 |
〈例〉トイプードル(避妊・去勢済みの成犬/体重3kg/100gあたり340kcalの餌の場合)
「RER」=約160kcal
「DER」=約256kcal
256(DER)÷340(与えている餌の100gあたりのカロリー)×100=75.2…
→75g(給与量)
中型犬(柴犬・コーギー ほか)
※表1(RER)
体重(kg) | RER(安静時エネルギー必要量) |
10 | 394 |
11 | 423 |
12 | 451 |
13 | 479 |
14 | 507 |
15 | 534 |
16 | 560 |
17 | 586 |
18 | 612 |
19 | 637 |
20 | 662 |
21 | 687 |
22 | 711 |
23 | 735 |
24 | 759 |
※表2(活動係数)
成犬&老犬の場合 |
避妊手術をしていない成犬 = 1.8 |
避妊手術をしている成犬 = 1.6 |
肥満傾向の犬/高齢犬 = 1.4 |
妊娠&授乳中の成犬の場合 |
妊娠中1~4週 = 2.0 |
妊娠中5~6週 = 2.5 |
妊娠中7~8週 = 3.0 |
授乳中 = 4.0~8.0 |
成長期の子犬の場合 |
4カ月未満 = 3.0 |
4~9カ月 = 2.5 |
10~12カ月 = 2.0 |
〈例〉コーギー(避妊・去勢済みの成犬/体重13kg/100gあたり340kcalの餌の場合)
「RER」=約479kcal
「DER」=約767kcal
767(DER)÷340(与えている餌の100gあたりのカロリー)×100=225.5…
→226g(給与量)
大型犬(ゴールデンレトリバー ほか)
※表1(RER)
体重(kg) | RER(安静時エネルギー必要量) |
25 | 783 |
26 | 806 |
27 | 829 |
28 | 852 |
29 | 875 |
30 | 897 |
31 | 920 |
32 | 942 |
33 | 964 |
34 | 986 |
35 | 1007 |
36 | 1029 |
37 | 1050 |
38 | 1071 |
39 | 1092 |
40 | 1113 |
※表2(活動係数)
成犬&老犬の場合 |
避妊手術をしていない成犬 = 1.8 |
避妊手術をしている成犬 = 1.6 |
肥満傾向の犬/高齢犬 = 1.4 |
妊娠&授乳中の成犬の場合 |
妊娠中1~4週 = 2.0 |
妊娠中5~6週 = 2.5 |
妊娠中7~8週 = 3.0 |
授乳中 = 4.0~8.0 |
成長期の子犬の場合 |
4カ月未満 = 3.0 |
4~9カ月 = 2.5 |
10~12カ月 = 2.0 |
〈例〉ゴールデンレトリバー(避妊・去勢済みの成犬/体重30kg/100gあたり340kcalの餌の場合)
「RER」=約897kcal
「DER」=約1,436kcal
1,436(DER)÷340(与えている餌の100gあたりのカロリー)×100=422.3…
→422g(給与量)
ドッグフードの保存方法
酸化したドッグフードを与えると、下痢や嘔吐など消化器系症状を中心とした健康被害を及ぼす危険性があります。
適切な保存方法で管理して、可能な限り新鮮な状態で与えましょう。
酸化防止のためドライフードは保存容器で保管!
ドライフードを保存する際は酸化防止のため密閉性の高い専用容器で保管しましょう。保存容器はさまざまな種類があるので、容量や取り出しやすさ、洗いやすさなどを考慮して選びましょう。冷蔵庫には入れず、日が当たらず湿度の低い場所での常温保管でOKです。
ウェットフードは密封容器に入れて冷蔵庫へ
ウェットフードを保存する場合は、密封性の高い容器に入れて冷蔵庫で保管、2日以内に使い切ることをおすすめします。冷凍保存も可能ですが、1ヶ月以内に必ず使い切りましょう。
ドッグフードを食べないときの対処法
ワンちゃんがドッグフードを食べてくれない、最近食いつきが悪い、などとお悩みの飼い主さんは多いですよね。そんなとき、飼い主さんたちはどんな工夫をしているのでしょうか?
前述のアンケートでこんな質問もしました。
Q3「わんちゃんがドッグフードをなかなか食べてくれないとき、どんな対策をしましたか?」
結果はこんな感じです。それぞれの回答を細かく見てみましょう。
まず、「ドッグフードのみで工夫する」についての主な回答です。
- お湯でふやかす
- フードプロセッサーで細かく砕いてあげる
- 無添加でグレインフリーなフードを混ぜる
- 缶詰フード、ソフトフード、ゼリー状のフード(犬用チュール)を混ぜる
- 他のフードをいくつか買って試す
- 以前好きだったフードをあげる
ふやかしたり、細かく砕いたりするのはひとつの手ですね!
違う風味や食感を持つドッグフードを混ぜ込んで与えてみるのも良いでしょう。
また、ドッグフード自体が気に入っていない可能性があるので、ほかのフードを試してみたり、以前のフードに戻したりするのも効果的です。
現状とは違うフードを与える際は、少しずつ新しいフードの量を増やしていく形で混ぜて与えるようにしましょう。急に切り替えると、下痢など体調に悪影響が出る可能性があります。
次に「ドッグフード以外の食べ物を一緒に与える」です。
- 犬用ミルクをかける
- ササミを混ぜる
- ササミを茹でたスープをかける
- 犬用のいりこや粉チーズ、鰹節をトッピング
- 甘みのある野菜をトッピング
- リンゴを混ぜる
- 手作りおやつや手作りフードをプラス
みなさん、いろいろな工夫をしていることがわかりますね!
嗜好性のある食材をプラスすると、ワンちゃんの食欲をそそることができるのでおすすめです。
けれども、与え過ぎはカロリー過多につながり、また、ドッグフード自体は食べてくれないという本末転倒な事態も起こしかねません。
あくまでも総合栄養食であるドッグフードを食べてもらうための手段であることを忘れないようにしましょう。
「食べ物以外の要素をプラス」は以下のような方法です。
- 一粒ずつ手であげる
- 散歩へ行ったり遊んだりしてからあげるようにする
- ドッグフードとおやつの量を減らしてみる
あげ方を工夫する、お腹を減らすようにしてからあげる、量を減らすといった方法ですね。
コミュニケーションにつながったり、運動不足、カロリー過多の解消にも役立ったりするので、試してみる価値がありますね。
「その他」には、
- 食べている間ずっと褒める
- 同じタイミングで人間も食事をして誘う
という方法がありました。声をかけてあげることも大切なのかもしれませんね!
ほかにも、以下のような対処法を試してみましょう。
フードを温めて与えてみる
いつものドライフードを温めて与えるのも効果的です。
フードを温めることで匂いが増し、嗅覚が敏感な犬は食欲を掻き立てられます。
与えるときは、人肌程度にしっかり冷ましてから与えましょう。
犬用ふりかけのトッピング
ドライフードに犬用ふりかけをトッピングしてあげると食いつきがよくなることがあります。
犬用ふりかけを選ぶ際は、食いつきの改善だけでなくワンちゃんの健康管理にも役立つふりかけがおすすめです。
たとえば「このこのふりかけ」は、人間も食べられるヒューマングレード品質で、歯磨きを嫌がるワンちゃんのお口ケアにも適した商品です。
卵黄粉末のグロビゲンPGとオリゴ糖が入っているので、まるでたまごボーロのような味。食いつきが良くなると評判の犬用ふりかけです。
せっかくふりかけを使うなら、犬の健康維持にも役立つものを選びましょう。
下痢などの症状がある場合は病院へ
ドッグフードを食べないだけでなく、下痢や元気消失といった、何かしらの症状を伴う場合は病気の可能性があります。必ず動物病院で獣医師の診察を受けましょう。
口コミで食いつきがいいと評判!「このこのごはん」が人気の理由
ドッグフードおすすめ人気ランキングで愛犬家たちからの総合評価の高い「このこのごはん」。その人気の理由をご紹介します。
小さいわんちゃんが食べやすい小粒サイズ
小型犬用ドッグフード「このこのごはん」は直径7~8mmと小さいワンちゃんが口に入れやすい小粒サイズです。
凝固剤を使用していないので少しいびつな形ですが、無添加ドッグフードではよくある特徴で安心・安全の証でもあります。
国産の肉や魚を使用した低カロリー高たんぱくなフード
「このこのごはん」は、犬に必要な動物性たんぱく質を国産肉で補っています。高たんぱく・低脂肪で犬の健康維持に効果的です。
主原料として、国産鶏のささみを使用、ほか鶏のレバー・鹿肉・まぐろもバランスよくブレンドした栄養価の高いフードです。
人間も食べられるヒューマングレードの安心安全な無添加オリジナル商品
「このこのごはん」はすべての食材がヒューマングレード。人間も食べられる安心安全な原材料を使用しており、肉や魚以外に野菜や海藻類・フルーツもたっぷりブレンドされています。
アレルギーの原因になりやすい、保存料や酸化防止剤、人工添加物などは不使用。安全性の高い無添加オリジナル商品です。
におい・ドロドロ涙・毛並みにアプローチ
小型犬を飼っている方の多くが挙げる悩みとして、におい・ドロドロ涙・毛並みがあります。「このこのごはん」はこの3つの悩みの解消に効果的な自然素材をたっぷり配合。体内環境の改善に着目して作られています。
子犬(パピー)から老犬(シニア)までオールステージ対応
パピー用・成犬用・高齢犬用と、ライフステージ別のドッグフードもありますが、「このこのごはん」はオールステージ対応のドッグフードです。赤ちゃんのときの体づくり、さらにシニア犬に必要な栄養素も含まれているため、年齢問わず安心して与えられます。
モニター調査では高評価を獲得
- 毎日食べてくれる! 98.5%
- 継続したいと思った! 93.3%
モニター調査では、ヒューマングレードの原材料に対する安心感や、わんちゃんの食いつきの良さ、体臭改善や毛並み改善など、さまざまな点で高評価を得ています。
1回だけのお試しもOKで飼い主さんも安心
「このこのごはん」は、定期コースで初回限定の送料無料キャンペーンを行っています。さらに通常価格から15%OFFで2回目以降もずっとお得です。
気になるのは、期待度の高さと裏腹に、愛犬が食べてくれなかった場合。けれども安心してください!1回のお試しで解約も可能です。(次回発送10日前までに連絡が必要。)
初めてわんちゃんを迎えることになって、どのドッグフードにするか迷っている、ドッグフードの切り替えを検討しているという方は、ぜひ、このこのごはんを一度お試しください!
愛犬の健康は毎日の美味しい食事から!
毎日の食事は人間同様、わんちゃんにとっても健康を維持するために非常に大切です。
健康で長生きしてもらうために、今回紹介したドッグフード選びのポイントを参考に、あなたの愛犬にぴったりのドッグフードを選んであげてくださいね。
健康的な美味しい食事で、愛犬の幸せな毎日をサポートしましょう!
まとめ
- ドッグフードは、ドライフード・セミモイストフード(ソフトドライフード)・ウェットフードの3種類がある
- ドッグフードを選ぶときはパッケージをしっかり確認し安全性の高い商品を!
- ライフステージに合わせた食事を与えよう
- ドッグフードを保存するときは密封性の高い容器で!
- ドッグフードを食べないときはトッピングや温めたフードで対処しよう