愛犬の歯磨きどうしてる?犬の歯磨きの方法やケアについて大調査! 愛犬の歯磨きどうしてる?犬の歯磨きの方法やケアについて大調査!

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愛犬の歯磨きどうしてる?犬の歯磨きの方法やケアについて大調査!

愛犬の健康のためには、丁寧な口腔ケアが欠かせません。

しかし、人間のように習慣化させることが難しかったり歯ブラシを嫌がる子がいたりと、なかなか上手くケアできないと感じている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、アンケート調査をもとに犬の歯磨きの方法やケアのコツについて紹介していきます。

 

犬に歯磨きは必要?

犬を飼っている成人男女200人にアンケート調査したところ、犬の歯磨きを毎日していると答えた人は約4割、していない人は約6割という結果でした。

犬の歯磨きを習慣化させることはなかなか難しく、毎日はできないという飼い主さんが多数派であることがわかります。

しかし、犬の口内はアルカリ性のため歯周病の原因菌が繁殖しやすい環境です。

歯周病が進行すれば痛みで食事ができなくなったり、歯が抜け落ちたりと愛犬の健康を保つのが難しくなります。

さらには、歯周病菌が血管を通って全身に回ることで、心臓病や腎臓病のリスクも高まるので、たかが歯周病と侮ってはいけません。

3歳以上の犬はほぼ歯周病予備軍といわれているので、歯磨きでのケアは必須。

愛犬の健康を保つためには子犬のうちから、毎日歯を磨いてあげるのが理想だといえるでしょう。

 

犬の歯磨きの頻度はどのくらい?

前述のアンケートで「毎日歯磨きをしていない」と回答した119人に、犬の歯磨きの頻度を聞いてみました。

結果、もっとも多かった回答は「3日に1回(57人)」次いで多かったのは「2日に1回」と、毎日できなくても2〜3日に1回は歯磨きを行っていることがわかりました。

しかし、一方では「5日以上」と答えた人も24人いるなど、歯磨きの間隔が大幅に空いてしまっているパターンも少なくありません。

歯周病の原因となるのが「歯石」ですが、犬の歯垢は3日〜5日で歯石に変わります

歯石が増えてしまうと歯周病菌が繁殖しやすくなるため、口内環境がどんどん悪化してしまいます。

歯石はお家での歯磨きでは除去できないので、動物病院で取ってもらうしかありません。

口内環境を良好にするには、歯垢が歯石になる前にケアしてあげることが大切なので、最低でも3日に1回は歯磨きをすることをおすすめします。

 

犬におすすめのデンタルケア方法

わんちゃんのための歯磨きグッズはさまざまなものが出ています。

犬を飼っている成人男女200人に「犬の歯磨きは主にどのようにして行っていますか?」と調査したところ、もっとも人気が高かったのは「歯磨きおやつ」でした。

他にも「歯磨きシート」や「歯磨きおもちゃ」といった、犬用の専用グッズを利用する傾向が多く見られました。

以下、ランキング順にそれぞれのアイテムの特徴やメリット・デメリットを見ていきましょう。

 

【歯磨きグッズ①】歯磨きおやつ

「歯磨きおやつ・歯磨きガム」は与えるだけである程度歯石の沈着を予防できるので、飼い主さんにもわんちゃんにも負担の少ないアイテムです。

歯磨き用のおやつやガムは、わんちゃんの年齢や大きさに合わせて、さまざまなサイズや硬さの商品が販売されているので、愛犬に合ったものを選びましょう。

しかし、歯磨きおやつはあくまで補助的な存在なので、歯ブラシでのケアを併せて行うことが必須です。

 

【歯磨きグッズ②】犬用歯ブラシ

しっかりとした歯のケアのためにはやはり「犬用歯ブラシ」が欠かせません。

以下のポイントをチェックした上で、愛犬に合ったブラシを選んでみてください。

  • ブラシが硬すぎず、犬の歯ぐきを傷つける恐れのないもの
  • ヘッドサイズが大きすぎないもの
  • 飼い主がしっかり握れて、嚙みちぎられるリスクの少ないもの

 

また、歯ブラシを使ったケアの適切な手順は以下の通りです。

  1. 歯ブラシへの抵抗感をなくすために、最初は口を触りながらおやつを与える
  2. 磨きやすい奥歯からブラシを当てて磨く
  3. 唇をしっかりめくって前歯を磨く
  4. 裏側も忘れずにケアする

とにかく「歯ブラシは嫌なもの」だと思わせないことが大事です。

ストレスを与えないためにも、歯磨きは2〜3分以内で終わらせるとよいでしょう。

「ブラシタイプ」での歯磨きが難しい場合は、シートや指サックタイプから始めて徐々に慣れさせるのがおすすめです。

 

【歯磨きグッズ③】歯磨きシート

歯磨きケア初心者の飼い主さんや、歯ブラシにまだ慣れていない犬におすすめなのが「歯磨きシート」です。

歯ブラシと比べ口腔内や喉を傷つけたりするリスクが低く犬に気付かれず口に入れやすいというメリットがあります。

ただ、シートのフレーバーによっては犬が嫌がる可能性があるため、普段嗅ぎ慣れていない香りは避けるようにしましょう。

また、手から外れてしまうと誤飲する可能性があるので抜け落ちづらいものを選ぶのもポイントです。

 

【歯磨きグッズ④】歯磨きおもちゃ

「歯磨きおもちゃ」は歯ブラシが苦手な犬でも、楽しみながらケアすることができます。

毎日のお手入れに取り入れることで、普段のケアの時間を減らせるのもメリットでしょう。

歯磨きおもちゃを選ぶときは、以下のポイントをチェックすることが大事です。

  • 犬の噛む力に合わせた素材を選ぶ
  • ボールやロープ状など、犬の好みに合わせた形を選ぶ
  • 大きすぎず小さすぎず、犬の体格に合ったサイズを選ぶ
  • 耐久性が高く誤飲リスクの少ないものを選ぶ

ただ、歯磨きおもちゃもあくまで補助的なものだと理解し、歯ブラシなどでのケアを併用することをおすすめします。

 

【歯垢除去の方法】動物病院でケアする

日頃ケアしていたとしても、磨き切れていない部分が気になることもあるでしょう。

愛犬の磨き残しが気になる場合は動物病院でケアしてもらうという方法があります。

病院なら、蓄積してしまった歯石もプロの手で取り除いてもらうことが可能です。

磨き残しが気になる場合や歯石がついてしまっていてどうしても家でのケアが難しい場合は、ぜひ動物病院で相談してみてください。

 

歯磨きを嫌がるときはどうする?

愛犬の健康のために歯磨きが大切だとわかっていても、歯磨きを嫌がってしまいなかなかできないということもあるでしょう。

犬を飼っている成人男女200人に行ったアンケート調査でも、犬が歯磨きを嫌がると回答した人は3割以上いました。

では、歯磨きを嫌がる犬にどう対処してきたのか、その回答の一部を以下に紹介していきます。

  • 犬がリラックスできるタイミングを選び、優しく声をかけながら短時間で終わらせます。
    歯磨き専用の美味しいペーストを使用したり、ガーゼや指サックを使って少しずつ慣れさせるようにしています。
    また、頑張った後には必ずおやつをあげて「良い経験」として記憶に残るようにしています。
  • 歯磨きをしようとすると嫌がって口を開けてくれない。
    本当は奥歯まで磨いてあげたいのだが、前歯など磨けるところだけでも磨いておく。
    どうしてもだめな場合はあきらめる。
    トリマーさんにカットに出すとき、一緒に歯磨きもお願いしている。

歯磨きを嫌がる犬は、歯磨き自体がストレスになっていることが多いです。

そのため、リラックスさせたりご褒美をあげたりして、楽しい雰囲気を覚えさせるのはおすすめの方法です。

また、それでも難しい子の場合は無理せずにできる範囲でケアしたり、プロの手に任せてしまうのも1つの手でしょう。

  • 抑えて2人がかりで磨いている
  • かわいそうだが力で抑えながら行う。

歯を磨いてあげたいからといって、上記のような方法で無理強いして磨くのはあまりおすすめできません

わんちゃんにとって嫌な記憶として残り、余計に歯磨きを嫌がってしまう可能性があるからです。

 

歯磨きに抵抗感を植え付けないためには、少しずつ慣れさせていくことが大切です。

まずは口周りに触れられることから練習していきましょう。

  1. 顔や耳、口周りを優しくタッチしてスキンシップを深める
  2. 口をめくって歯にもタッチする
  3. 歯をゆっくりこすったりなでたりする
  4. 歯ぐきをマッサージする
  5. 歯ブラシを歯に当ててみる、抵抗しないようなら少しだけ擦る

上記のステップを繰り返して、ゆっくりと口や歯に触れられることへの抵抗感をなくしていけば、家でもスムーズにケアしやすくなるはずです。

また、犬の落ち着いている時間帯を選ぶ、犬の好きなフレーバーを選ぶなど、楽しく歯磨きできる環境を整えるようにしましょう。

最初から完璧にこなそうとするのではなく、愛犬のペースに合わせて徐々に慣らしていくことがポイントです。

 

日々の歯磨きに「お口げんき このこのふりかけ」

愛犬のお口の健康を守りたい、歯磨きが苦手でスムーズなケアが難しいといった悩みにおすすめなのが「お口げんき このこのふりかけ」です。

いつものご飯にふりかけるだけで、美味しく口腔内のケアができます。

保存料や着色料などの添加物は一切不使用で低カロリー、トウモロコシ由来のイソマルトオリゴ糖やなたまめ茶粉末といった安心な原材料を使っているので、どんなわんちゃんにもぴったりでしょう。

お口の健康を維持することを期待できるアイテムなので、ぜひ愛犬のデンタルケアに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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https://shop.konokototomoni.com/shop/products/ogkfhp01/

 

「日々のケアで、愛犬のお口の健康を守ろう!」

犬も人間と同じく歯周病のリスクがあるため、愛犬に健康で長生きしてもらうには毎日歯磨きすることが大事です。

毎日しっかり歯磨きさせるのが大変という場合は、歯磨きガムやおもちゃなどのアイテムを取り入れることで、毎日のケアの負担を減らすことが可能です。

また、愛犬の負担にならないよう、リラックスした状態で歯磨きできるような環境づくりをしてあげることも、健康を保つ上でのポイントです。

お互いのストレスにならないよう、愛犬に合った方法でお口の健康を守ってあげてくださいね。

  • 【調査概要】
    調査方法:インターネットアンケート
    調査対象:成人男性・成人女性
    アンケート母数:男女200名
    実施日:2024年12月20日
    調査実施主体:コノコトトモニ(https://konokototomoni.com/
    調査会社:株式会社ゆずず

 

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