災害はいつ何時に起こるかも分かりません。
今回は日頃から行っておきたい事前準備のポイントについてご紹介させていただきます!
最小限の防災用品を複数箇所用意しておく
- 玄関
- 窓の近く
- 物置
- 自家用車や野外の収納
- 浸水しにくい上層階
普段生活するリビングや自室は災害時、玄関が出入りできる状況とは限りません。防災用品は複数箇所に分けて保管しておきましょう。とくにリードやハーネス、首輪といった避難時に絶対に必要なものは、玄関や窓の近く、物置や宅配BOXなどに用意しておくことをおすすめします。
>>災害時に必要な備えについてはこちらの記事でご紹介しています!
関連記事:愛犬を守る災害時の備えについてご紹介!
家の中の安全対策
- 窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る
- 窓に鍵をかける
- 家具を固定する
- 物の飛び出し防止
窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る
ガラスの破片が散乱した部屋では、わんちゃんの足元の怪我などにつながります。窓や戸棚のガラス扉などに貼るガラス飛散防止フィルムが有効です。もしも地震や台風などでガラスが割れてしまっても、室内への飛び散りを防ぐ効果があります。またカーテンやブラインドを下げておくとより効果的です。
窓に鍵をかける
鍵がかかっていない窓は、強い地震の揺れで開いてしまう可能性があります。マンションなどの高層階の場合は、わんちゃんが落下してしまう危険性もあるためベランダへ出る履き出し窓も気をつけてください。
事情があって窓を開けて外出する場合には、面格子や転落防止の柵を取り付けたり、わんちゃんが出られない高さの窓を開けるなどの対策をしておくと安心です。
家具を固定する
家の中の大型家具はL字金具などでネジ留めして固定しておきましょう。賃貸で壁に直接細工ができない場合には、転倒防止用の突っ張り棒などを利用して固定するのもおすすめです。
物の飛び出し防止
地震では、扉が開いたり引き出しが飛び出したりして、中に入っているものが飛び出してしまう可能性が考えられます。扉が開くのを防ぐ耐震ラッチやストッパーなどを取り付けておくと安心です。
避難場所を把握しておく
いざというときに慌てないようにあらかじめ避難場所を把握しておきましょう!
一時集合場所
避難場所に移動する前に、近隣の避難者が一時的に集合して様子を見る場所。
例:公園や学校のグラウンド
避難場所
災害の危険から命を守るために、緊急的に避難をする場所。
例:大規模公園や広場などのオープンスペース
避難所
被災後に自宅を失った人、自宅に戻れない人が一定期間滞在するための施設。
愛犬と避難訓練をする
わんちゃんを連れての避難のイメージがより具体的になります。複数のルートを想定して何度かチャレンジしてみると安心です!実際にわんちゃんと防災用品を持って、自宅周辺を歩いてみるなどシュミレーションをしてみることもおすすめです。
自助・共助・公助の連携
災害の被害を最小限に抑えるために自助・共助・公助それぞれが連携することが大切です。万一のときに助け合えるよう、ご近所や飼い主仲間と日頃からコミュニケーションをとり、防災について話し合っておきましょう。
また、愛犬を預かってもらえる知人や動物病院、ペットホテルなどの預け先を事前に確保しておくことも大切です。
まとめ
実際に災害に直面したときに落ち着いて行動できるように、日頃から備えを万全にしておきましょう。また普段からの健康管理や愛犬の社会化を行うことも災害時においてとても重要です!
>>>地震時の準備と対策についてはコチラの記事でご紹介しています。
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