【専門家監修】ミニチュア・ピンシャーの性格は?飼う時の注意点やしつけ術を解説! 【専門家監修】ミニチュア・ピンシャーの性格は?飼う時の注意点やしつけ術を解説!

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【専門家監修】ミニチュア・ピンシャーの性格は?飼う時の注意点やしつけ術を解説!

「ミニピン」という愛称で知られ、愛好家も多いミニチュア・ピンシャーとは、どのような犬種なのでしょうか。

容姿がとても似ているドーベルマンとの接点も気になるところです。

また、世界中のブリーダーから「脱走の芸術家」と呼ばれる理由はなぜなのでしょう。

この記事では、ミニチャ・ピンシャーの歴史や特徴、性格、飼う際の注意点などをまとめました。

 

ミニチュア・ピンシャーってどんな犬?

愛好家の中では「ミニピン」という名称で親しまれているミニチュア・ピンシャーは、どのような歴史や特徴を持った犬種なのでしょう。

ここでは、ミニチュア・ピンシャーの歴史や特徴を紹介します。

 

ミニチュア・ピンシャーの歴史

ミニチュア・ピンシャーはドイツが原産の犬種であり、中型犬の「ヘル・ピンシェルを祖先に持つとされています。

その歴史は古く、1700年代頃にはすでにネズミ捕りや番犬として人々の生活を支えていました。

その後、品種改良が進み、19世紀頃には現在の洗練された見た目が確立されたと言われています。

人気を決定づけたのは、1929年にアメリカでピンシャークラブが設立されたことでした。

その後も人気を高め、「トイ・グループの王者」との異名まで付けられるほどトイ・グループ(大型犬を小型犬に改良した犬種)の中で人気の高い犬種になっています。

 

筋肉質の引き締まった体が特徴!

ミニチュア・ピンシャーは、オスメス共に体高25〜30cm体重4〜6kgほどで、体高と体長がほぼ変わらないスクエア体型です。

引き締まった短めの胴体と、長い四肢を持っています。

細身でありながら筋肉質で、「ハックニー歩様」と呼ばれる前足を高く上げて優雅に歩く姿が特徴的です。

被毛は短毛のシングルコートで、光沢があり毛質はやや硬めです。

毛色は「ブラック・タン」「チョコレート・タン」「レッド」の3種類が存在します。

尾や尻尾は生後約3カ月で短く断尾、断耳されますが、国によっては尾や耳のカットは禁止されています。

ミニチュア・ピンシャーはトイ・グループの中では最も運動神経の良い犬種とされています。

 

ミニチュア・ピンシャーの性格とは

運動神経が良く愛玩犬として人気の高いミニチュア・ピンシャーは、どのような性格をしているのでしょう。

初心者でも飼いやすい性格なのかも気になるところです。

ここでは、ミニチュア・ピンシャーの魅力あふれる性格を紹介します。

 

外交的で好奇心がとても強く、大の遊び好き!

ミニチュア・ピンシャーは運動神経が高く、とても活発です。

家の中でもじっとしているわけではなく、よく走り回って遊びます。

好奇心が強く、世界中のブリーダーから「脱走の芸術家」との異名がつけられるほどです。

また、気になったものにはとことん興味を示し、遊んだりいたずらをしたりすることは日常茶飯事です。

しかし、綺麗好きな一面もあるため、家の中を走り回っても、物を散らかすということはあまりないようです。

 

とても敏感で警戒心が強い

もともとネズミなどの害獣駆除のため働いてきたミニチュア・ピンシャーは、敏感で神経質、警戒心が強い一面もあります。

仲間意識が非常に高く、自分が認めた相手や飼い主様に対しては深い愛情を注ぎます。

しかし、その反面で見知らぬ人間や犬などに対しては、例え自分より体が大きい相手でも威嚇をしたり攻撃的だったりするなど、警戒心を露わにすることもあります。

ミニチュア・ピンシャーは、一度警戒した相手に対してなかなか警戒心を解かない神経質な一面もあります。

 

勇敢だが、プライドが高い

運動神経が良く活発なミニチュア・ピンシャーは、害獣駆除の仕事をしていただけあり、負けん気が強くとても勇敢です。

自分より体の大きな相手など、何に対しても果敢に立ち向かっていきますので、番犬に向いています。

ただし、プライドが高い一面もあり、小さな子供や小動物に対して強気で支配的な傾向にあるため、同居はあまり向いていません

 

オスとメスとでは性格は違うの?

ミニチュア・ピンシャーはオスとメスでも性格が異なります。

個体差があるため必ずしも断言はできませんが、そのような傾向にあることは確かです。

ミニチュア・ピンシャーのオスの性格

オスはメスよりも甘えん坊な性格をしています。

オスは全体的におっとりしているとも言われますが、縄張り意識が強いため、部屋のあちこちにマーキング(おしっこ)をしてしまう場合があります。

そのため、トイレのしつけはよりしっかりと行う必要があるでしょう。

ミニチュア・ピンシャーのメスの性格

メスはオスより自立しており、より支配的な傾向にあります。

やんちゃな性格の子が多く、そのうえ神経質な面もあるためしっかりとしつけを行うことが大切です。

 

性格を生かしたミニチュア・ピンシャーのしつけ方

外交的で好奇心旺盛、敏感で警戒心が強い、勇敢でプライドが高いといった性格を持つミニチュア・ピンシャー。

きちんとしつけを行わないと我がままになり手が付けられなくなってしまう可能性があります。

飼い主様は、ミニチュア・ピンシャーという犬種の性格をうまく生かし、しつけを行うようにしましょう。

 

堂々と、一貫したしつけを行いましょう

ミニチュア・ピンシャーは、とても賢い犬種ゆえにしつけしやすい傾向にあります。

しかし、狩猟犬として働いていたため支配欲が強く、甘やかして育てると我がままで攻撃的になるほか、噛み癖や吠え癖がついてしまい、手が付けられなくなってしまいます。

ミニチュア・ピンシャーをしっかりしつけるためには、まず信頼関係をしっかりと築き、何に対しても飼い主様が主導権を握ることが大切です。

また、飼い主様だけが一生懸命しつけを行っても、ほかのご家族の方が甘やかしていては意味がありません。

ミニチュア・ピンシャーのしつけは、家族全員が一貫して行う必要があります。

 

焦らずゆっくり行いましょう

ミニチュア・ピンシャーのしつけには、少々根気が必要です。

賢い頭脳を持っていますが、頑固な一面もあるため、なかなか思うようにしつけがはかどらないこともあるでしょう。

しかし、我がままを許してしまえば手の付けられない犬になってしまいます。

また、しつけに入る前に十分に信頼関係を築いておく必要もあります。

警戒心が強いミニチュア・ピンシャーは、自分が認めた相手にしか心を開きません

ミニチュア・ピンシャーのしつけは、叱るのではなく褒めることが大切です。

叱ってばかりいると、信頼関係を築くことは難しく、警戒心が強まり攻撃的な性格になってしまいがちです。

叱ることは極力控え、少しでも成果があればすかさず褒めてあげましょう。

そうすることで、信頼関係を確立しながらスムーズにしつけを行うことができます。

 

小さいころから社会化を行い、吠え癖をなくしましょう

ミニチュア・ピンシャーは神経質な性格のため、威嚇や警戒心から無駄吠えをしやすい傾向にあります。
無駄吠えをしないようにするためには、子犬の頃にほかの人間や物に慣れさせる社会化の訓練を行うことが重要です。
また、無駄吠えをなくすためには、ただ叱るのではなく、吠えた原因を突き止め、その都度対策を行うことも必要です。
ミニチュア・ピンシャーが物や音などに対して吠える際には、なるべく原因になっている物や音を排除することで、吠える原因をなくすことができます。

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ミニチュア・ピンシャーを飼う際の注意点

ミニチュア・ピンシャーは小型犬ですが、初心者には少し癖があり飼うには難しい点もあります。
ここでは、ミニチュア・ピンシャーの特徴を踏まえたうえで、飼う際の注意点を紹介します。

 

暑さ・寒さに弱い

ミニチュア・ピンシャーは寒がりな犬種として有名ですが、実は暑さにも強くありません。

冷暖房のかけすぎは小柄な体に負担をかけるため、室温は25度から26度を目安としましょう。

ただし個体差があるため、愛犬の様子を見て適した温度に調整してあげることが大切です。

散歩は夏なら涼しい時間帯、冬なら暖かい時間帯を選び、気温が極端な日は無理に連れ出さず室内で遊ばせると良いでしょう。

 

運動不足にならないようにしてあげましょう

ミニチュア・ピンシャーは小型犬ですが、動き回ることが大好きで、中型犬並みの運動量が必要だといわれています。

散歩は毎日2回、それぞれ1時間ほど行うことが理想です。

また、週に数回はドッグランやリードを長くできる場所で自由に走らせてあげることも必要です。

家のなかで走り回って困る場合には、運動量が足りていない場合があります。

ミニチュア・ピンシャーは運動量が足りないと欲求不満になってしまいます。

ミニチュア・ピンシャーのお迎えを検討している方は、毎日しっかり散歩の時間を確保することができないと、飼育は難しいでしょう。

 

脱走には要注意です!

ミニチュア・ピンシャーは世界中のブリーダーから「脱走の芸術家」と呼ばれるほど活発です。

活発過ぎる余り、家から飛び出してしまうケースも少なくありません。

また、ジャンプ力もあるため、サークルや簡易な柵は飛び越えてしまいます。

顔が小さいという特徴から、首輪が抜けてしまうドッグランの柵の下から脱走してしまうといったトラブルも報告されています。

また、リードも簡単な物であれば食いちぎってしまうことがあります。

首輪やリードは頑丈なものを使用し、ドッグランなどは事前に脱走の可能性がある場所がないか確認することが必要です。

ほかにも、万一の脱走に備え、迷子札やマイクロチップなどを装着しておくと安心です。

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まとめ

ミニチュア・ピンシャーはドーベルマンのようなスタイリッシュな体型と、元気に動き回るエネルギッシュな可愛らしさで、海外を始め日本でも愛好家が多い犬種です。

性格は非常に活発で運動神経が良く賢い反面、神経質で頑固な一面も持ち合わせています。

ミニチュア・ピンシャーの飼育で重要なのは、信頼関係を築くことです。

そのため、ミニチュア・ピンシャーの飼育には、しっかり時間をかけられる人や、一緒に運動することが好きなアウトドア派の人などが適しています。

逆に小さなお子様やお年寄り、小動物のいる家庭や、狭い部屋での飼育には不向きと言えるでしょう。

しっかりと信頼関係を築き、ミニチュア・ピンシャーと一緒にアクティブで楽しい毎日を過ごされてみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者

  • 本村 隆典

    ドッグライフアドバイザー

    本村 隆典

    2020年よりペットフードメーカー株式会社ゆずずに勤務、2022年にドッグライフアドバイザーの資格を取得。
    わんちゃんのしつけ・健康管理などの知識を活かして飼い主さま向けの情報提供や指導に従事している。
    過去にゴールデンレトリーバーと暮らしていた経験をもとに、自社ブランドのドッグフード「このこのごはん」の大型犬向け商品「大型犬のためのこのこのごはん(2025年2月発売)」の商品開発にも携わった。
    これまでの業務経験や多くの飼い主さまと関わってきた経験をもとに、現在もペットとの豊かな暮らしを支援しています。

  • 江頭 知優

    愛玩動物飼養管理士1級・愛犬飼育管理士

    江頭 知優

    2018年に愛犬飼育管理士の資格を取得し、2022年よりペットフードメーカー株式会社ゆずずに勤務、2023年には愛玩動物飼養管理士1級を取得。
    わんちゃんのしつけ・健康管理・食事指導などの知識を活かして飼い主さま向けの情報提供や指導に従事。
    これまでの業務経験や多くの飼い主さまと関わってきた経験をもとに、現在もペットとの豊かな暮らしを支援しています。

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